「Majestouch 黒軸の打ち方の変化」 のつづき
例えば、Ctrl キーがある。これを底打ちするまで押すには結構な力がいる。底打ちさせた状態を保つこととなれば、なおさら力がいる。最小限の力で押すことが、指を疲れさせないために必須条件だけれど、黒軸はクリック感がないのでどこまで押せばいいのか指の感覚だけでは測りかねる。
もちろん、毎回同じ量の「しゃり」を一瞬で判断できる寿司職人や、機械よりも精密に金属を砥ぐことのできる職人ならいざ知らず、並の感覚しか持たない人間にとって、黒軸の入力ポイントを完璧にとらえることは至難の技だろう。だから、入力されるポイントよりもやや深くキーを押すことになる。しかし、不思議なことに、深く入力しはじめると、底無し沼のようにズブズブと指が押下させられてしまう感じがすることもある。そんなに強く押すつもりはなかったのに、底打ちさせしまっていることに気がつくことも。
軽く押したときに入力されるポイントに対して、何か目安となる深さはないものだろうか?感覚だけに頼るのは黒軸使用一ヶ月の若輩者にとっては、ちと荷が重すぎる。ゆっくり押して、入力されるポイントを指に覚えこます練習もいいかもしれないが、それにしても他に目安があればそれにこしたことはない。
手前の段のキーの高さ
キーボードのキーは、手前から離れていくに従って段をなし、徐々に高い位置にくるように配置されている。例えば、横から Ctrl キーを見てみると、手前の段にある Shift キーよりもわずかに高い位置にあることが確認できる。
さて、 Ctrl キーをゆっくり押下しはじめると、 Ctrl が有効になるポイントがあることわかる。はじめ気がついていなかったのだけれど、 Ctrl キーが有効になる押したときのキーの高さは、ほぼ手前のキーである Shift キーの高さになるくらいだった。 Ctrl キーを押したときに Shift キーと同じくらいの高さなると、指を少し寝かせた状態であれば Shift キーに触ったことを感知することができる。このことは、他のキーについても同様で、例えば、 A キーであれば Z キーに触れるくらいの位置でキーの入力が有効になる。指を寝かした状態で打鍵するのは全てのキーでできるわけではないけれど、これは一つの入力時の力の加減の目安として使えそうだ。 ^^
「 キーボードの入力を改善する方法 」 につづく
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