バブルマップの使い道
「バブルマップ、結局こんな風に使ってます」で、それなりに自分の中に定着しつつあるバブルマップ的な手法。特にどういったものに対して使うと決めていなかったけれど、最近この使い方に方向性が出てきた。
バブルマップと言えば、その一番の特徴は、こなしたタスクを塗り潰すときの爽快感。手書きだからいい。手を動かして考え、手を動かすことによってタスクの終了を告げる。コンピュータのクリックで完了とは違うダイレクトな感覚。これが気持ち良さの源泉。 ^^
「気持ちがいい」ということは、それは「気持ちが悪い」ことに対して使うといいかもしれないと考えた。「タスク」と言えば、与えられた仕事や、やらなくてはいけないこと、という負のイメージ的側面がある。自ら生成したタスクだけならいざ知らず、自分の目標をこなすことだけにタスク処理の時間を割くことができるという幸せな人はまれ。やらなくてはいけないこと、期日が決まっている仕事。思い出すだけで嫌な後回しにしたいことはうんざりするほどある。それらタスクを「後でやる」とラベル付けして一時的にストレスから開放されたとしても、いつかはそれと対峙しなくてはならないときが来る。そういうとき、どうすればその嫌な感じを少しでも払拭できるかということが自分にとって結構重要だった。 (@_@;)
チケット一枚に過剰に分割
さて、バブルマップ。以前に述べたように、自分の場合は A4 のプリント用紙を半分に切り、それをまた 3 等分して「チケット」のような形にし、キーボードの手前に常備している。いつでも書ける体制。書こうと思った瞬間に紙を探しているようではダメ。 ^^;
最近、ちょっと面倒で手をつけるのが嫌だなというタスクがあった。別にそれほど色々と難しいわけではないのだけれど、とにかく面倒だと感じる。それを一つのバブルマップにして眺めていると、「あれ?このバブルまたこなせなかったよ。」と先送りの毎日。
そこで考えた。「そんなに分割しなくてもいいのでは?」と思うくらいに、過剰にタスクを分割してやること。結果として、先ほど言ったチケット大の大きさの一枚の紙に、少し粒度の大き目のタスクを一つ対応させ、それをどんどん分割して複数のバブルを作る。やらなくてはいけないほんのささいなプロセスでも書き記してみた。そうしたらこれがよかったのか、気が思い面倒なタスクを少し前進させることができた。いや、全体から見れば本当に少しなのだけれど、やれたということが思ったよりも気分がいい。 ^^ タスクをこなせば、馬鹿みたいに簡単なタスクでも、ボールペンでグリグリと消すことができる。そこが爽快。 ^^
見通しと結果
で、結局この方法がなぜ良かったと考えたら、細かく書き出すことでやらなくてはいけないことの見通しがよくなったということ。やらなくてはいけないことは、「わかっちゃいるけど、やれない、やりたくない」と自分が認識しているにもかかわらず、意外にその内容をわかってないことがある。自分の中では「わかっちゃいる、わかっちゃいる」と頭の中で繰り返しているにもかかわらず。 ^^; そして、そのようなタスクを分割して書き出してみると、結構その中に簡単にこなせそうなハードルの低いものがあることを発見する。それを見つけたらしめたもの。そこから手をつけていく。こなした結果を塗り潰して結果として残せるところもいい。やったことの跡があれば、それを見て「やったぞ!」という実感がわく。
とにかく、やりだすキッカケを作るということが大事だと感じた。だから、気が思い面倒なタスクができたとき、「その内容本当に自分わかっているのか?」と問い、とりあえずアホみたいに書き出してバブルにするということをするようになった。
最後、タスクが完了したら、そのチケットをビリビリと破る。爽快! ^^ 自己満足、これ重要。
まとめ
- タスクを書き出す紙を一枚のチケットと認識する。一枚のチケットがタスク全体。
- なるべく細かく分割。わざと分割する。バブルを消すという作業を増やすため。
- やることと、やったことを明確にする。見通しが立つこと、結果が見えること。
- 最後にチケットを細かくちぎる。
- やったぞ自分を褒めてやる。 ^^;
つまり、いかにして「自己満足」を得るかという仕組み。
1コメント:
このエントリ書いてくれてありがとう。
自分も分割バブルやってみる。
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