1. ヒヤッとして気持ちのいいデオドラント
暑い時期は、デオドラントを体にシュッと一吹きすると、ヒヤッとして気持ちイィ。体臭、または腋臭などの不快な臭いを防ぐために、多くは風呂上りや外出前など体が清潔な状態の時に皮膚に塗布する。
体臭は汗に含まれる皮脂が酸化し、そこにバクテリアが繁殖するために起こることから、殺菌剤を配合して有効成分とし、また分泌した汗を吸収し皮膚を清爽に保つ乾燥剤や、物理的に汗の分泌を抑制する塩化アルミニウムが配合されることがある。
塗るタイプのデオドラント
追記(2012/07/02): 最近は、ワキガ対策として、PROUDMEN > Face & Body のグルーミングバームを使っている。
追記(2014/7/2): 上記以外にも新しい香りが発売されていた。香りがきつくなさそうなので、今年はこれを買ってみようかな。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: プラウドメン PRODUMEN. グルーミングバームGW(グリーン・ウッドの香り)
結論として、まず香りは、「3種の中で、最も自然な香り」と言えるでしょう。
主観ですが、香りの強烈さは、ムスク★★★>シトラス★★>ウッド★となります。
逆に、香りの「自然さ」で言えば、ウッド★★★>シトラス★★>ムスク★なわけです。
2. より強力な冷却系
より強力にヒンヤリ感じる製品はないか探してみた。
DSカタログ~冷却系アイテム2004~ シャワーの後のクールアイテム - [薬]All About によると、
ヒンヤリ感は「クールボディーミスト(UNO)」の方が強力ですが、サラサラ感の持続性は「アイスデオドラントボディーウォーター(GATSBY)」がわずかながら優っている印象です。そして使い勝手のポイントになるポンプ部分は、「アイスデオドラントボディーウォーター」の方が1度にたくさんスプレーできます。また、冷却効果に特化している「クールボディーミスト」と制汗、防臭効果を盛り込んでいる「アイスデオドラントボディーウォーター」という違いもあります。お好みのクール感とスプレーの使い勝手などで選んでみましょう。
アイスデオドラントボディウォーター
アイスデオドラントボディウォーター を、購入して使ってみた。
胸、腹、背中にシュッ、シュッ,シュッ。ちょっとすると、
「うお!冷たい。」
湿布を貼ったときのようなヒンヤリ感に近い。 30 分くらいはスーとした感じが続く。
湿布が苦手な親父は、一回使っただけで、
「もう勘弁してくれ。」
使用するときに気をつけることは、皮膚に傷がないことを確認すること。蚊に刺された後にボリボリと掻いた傷跡に液がかかったら、ヒリヒリとしみた。 (+_+)
追記(2012/07/17):現在、アイスデオドラントボディウォーター は製造されていない。同じような製品に
がある。実際に試してみたら、アイスデオドラントボディウォーターのように冷たかった。
クールボディミスト
残念ながら、クールボディーミスト(UNO) は近くの店で見つけることができなかった。ギャッツビーよりも強力だと言うことなので、一度試してみたい。代わりに「アイスデオドラントスプレー」を購入した、アイスと書いてあっても、それほど冷たいと感じなかった。 湿布の苦手な親父でも、これは大丈夫だった。
3. 冷感の原因は、メントール
ところで、冷んやりとした感覚を感じる原因はなんだろう?
有効成分を見ると、「l-メントール」という単語が書かれている。
メントール – Wikipedia によると、
メントールにはいくつかのジアステレオマー、鏡像異性体がある。そのうちの l-メントールは歯磨きやチューインガムなどの菓子類、口中清涼剤などに多用されるほか、局所血管拡張作用、皮膚刺激作用等を有するため、医薬品にも用いられる。
ハッカ(ペパーミント)に多く含まれる。
興味深いことに、「生理的作用」として、
メントールを皮膚に接触させると冷やりとした感覚を得る。これは実際に温度が低下するためではなく、冷感を引き起こすTRPM8と呼ばれる受容体活性化チャネルをメントールが刺激することによる。(同上より)
冷んやりと感じたのは、感覚だけだったのか。 (@_@;)
そういえば、探偵ナイトスクープで、風呂に入れるとめちゃ寒くなる入浴剤『アイヌの涙』を思い出した。
極寒!恐怖の入浴剤アイヌの涙を試す(販売先&購入方法):はっしんの実験 によると、
結局『アイヌの涙』は販売されていないみたい
ですが、成分的には『ハッカ油』とのことです。
ハッカ油なら家に常備しているので実験します。(...)入浴してみると少しだけピリピリした
感じの後、しだいに体が冷えてきます。
実際には40度程度のお湯なんですが
体感的には“冷たい水”です。
TVの内容は本当でした。
ハッカ油を使えば、強力なヒンヤリ感を得られるようだ。
100円ショップで空のアトマイザーを買い、数滴のハッカ油と水を入れて使えば、安上がり。^^
4. 制汗剤の使用上の注意点
デオドラントには、「制汗剤」の成分として、「パラフェノールスルホン酸亜鉛」が使われている。
http://www.suplease.com/cgi-bin/dictionary/html/tdv226.html によると、
パラフェノールスルホン酸亜鉛やアルミ化合物などの収れん剤で皮膚を収れん凝固し、
汗腺を縮小させて発汗を防ぐもの。
「皮膚を収れん凝固」とは、
五味クリニックQ&A(デオドラント)…ワキガ体臭多汗専門医院 によると、
汗を抑えるものは収れん剤といって、クロルヒドロキシルアルミニウムやパラフェノールスルホン酸亜鉛などがよく使用されます。それらの金属塩は、汗の中に含まれるタンパク質と凝固物をつくって汗腺の出口を閉塞してしまうことで汗を抑えます。
うーむ、汗を出さない状態を作りだすというのは良いのだろうか? (@_@;)
制汗剤は前述のように、汗腺の汗孔を塞ぐことで汗が出ないようにするものです。体全体にスプレーするような人がいますが、この状態が持続的に続くことは体温調節にも影響して体によいことではありません。使用範囲は腋や足など局所にとどめましょう。局所のみの使用でも、できれば3日に1回とか1週間に2回というように制汗剤を使用しない日を設けることも大切でも、汗腺にも「休汗腺日」や「休制汗日」が必要なのです。
(同上より)
使い過ぎには注意したほうが良いようだ。
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