2008年8月31日日曜日

わが家のシンプル測定ダイエット - そろそろやばい母の三段腹 ^^;

追記(2008.9.6) : ダイエット表を作成するには → http://4diet.appspot.com/


家族は自分以外みんなぽっちゃりしている。いや、ぽっちゃりというレベルではないかも。 ^^; ダイエットに何度か挑戦しているが長続きしない。世にダイエットに関する様々な方法論があるけれど、結局、必要以上に食事を摂らず、されど必要な栄養はキチンと摂り、かつ運動をして健康的に痩せるということしかないと思う。やることは極めてシンプル。しかし、「たくさん食べながら、なおかつ痩せたい」という、さっぱり意味不明な意図に、これまた失敗するなといつもながら思うのだった。 (@_@;)

 

計るだけダイエット

いろいろなダイエットの方法について聞かされた。りんごダイエット、バナナダイエット…。その中で結構効果的だと感じた方法がある。それは食事に関する制限とか、運動の方法に関するものではない。「自分が今どのくらいの体重なのか」を記録するだけという、一見そんなことに意味があるのか ?! と思ってしまう方法だ。それを「計るだけダイエット」と言うらしい。

なぜこれに「なるほど」と感心したかと言えば、ダイエットの方法論の中心であるはずの「食事の摂取・運動」に焦点を当てず、専ら自分の体重を自覚するという、フィードバックによる心理的な効果を狙っているからだ。最近では、食事をしたものを記録するだけという「レコーディングダイエット」なるものがあると聞いたが、これも同様な心理的な効果を狙っているのだろう。  (cf. レコーディング・ダイエット – Wikipedia )

ところで、「計るだけダイエット」とういのは、その名の通り体重の変化を毎日記録するというもの。この効果は、先ほど述べたように毎日の体重の変化を自覚させ、強く印象付けるということ。例えば、前日に非常に体重が増えてしまったとする。この場合、記録したものを見て、「昨日のお菓子の食べすぎが原因だ」とか、「食事の量が多かった」など、色々とその体重増加の理由についてあれこれ考えるようになる。体重について考えたという経験が、翌日食べすぎてしまいそうになったとき、「あ、いかんいかん」と抑止力として働く。

わが家では、この日々の体重の変化の記録を、みんながいつでも見える位置である冷蔵庫の扉に貼っておき、毎日記録をつけるということを実践した。結果をみんなに見えるようにしておくと、家族の間で自然とダイエットの話が出てくることになり、「今日どうだった?」「やった!痩せた。」などと会話が生まれる。これがまた食事の摂りすぎに気をつけようという気にプラスの影響をもたらすようだ。 ^^

まとめると、体重を記録するということには 、次の二つの効果があると考えられる。

  • 体重の変化について自覚的になり、それが食べることへの抑止力となる。
  • 記録を他人に公開することによって、ダイエットをしているということに関して自覚的になる。

 

記録方法

記録用紙は、表計算ソフトを使って、折れ線グラフを手書きで書けるようにマスを細かく区切り、印刷したものを使っている。わざわざ記録をコンピュータに残すことはしていない。非常にアナログ。というか、コンピュータに記録を残すほどのデータでもない。 ^^; その月に「どのくらい体重が減った・増えた」ということが一目で大雑把にわかったら、それで用が済んでしまう。毎月用紙を保存したとしても 1 年で 12 枚なので、それをざっと眺めるなり、別の用紙に変化を記録するなりすれば一年の状況もすぐに把握できる。

 

用紙作成のコツ

ちなみに、マス目を作るコツは、なるべく体重の増減がわかるようにするため、一目盛を 0.1 kg にしておくこと。増えたときはゲンナリしてしまうが、減ったときは、「お!減ってる!!!」と、良いフィードバックがされ、明日も頑張って気をつけようという気にさせてくれるようだ。

 

使い方

使い方はいたってシンプルだけれど、次のような工夫をしている。下図は、一ヶ月の体重の変化を記録した紙。一ヶ月で一枚。一枚の記録用紙で複数の人の記録ができるように、表の左右にはそれぞれ異なる数値を書き込んでいる。目盛は細かく、先ほど言ったように 0.1 kg ごとに横線を書き入れている。

080830-001

 

この紙に月の始めに書くとき、

  1. 先月の体重の変動を縦軸で表の左側に示す。上図の表では黄色の線で書いてあるのがそれに相当する。先月において一番重かった体重の値と、一番軽かった値をバーで表わす。
  2. 今月の目標となる体重のラインを書きいれる。

これで一ヶ月の記録を録り、月末になったら上記と同様にその月で一番重かった体重と軽かった値を線で結びバーで示すことにしている。それが上図の表の右側にある青いライン。

 

年間記録

一年が経過すると、12 枚記録用紙がたまる。これを一ヶ月ごとの状況を別の用紙に転記し、一年の変化を大雑把に把握できるようにしている。以下の図がその様子を示している。一ヶ月の体重の記録をしたときに、最後に描いた青いバーを以下のように一ヶ月ごとに書き込む。後は、その書き込んだバーの真ん中辺りを結んで折れ線グラフ にして完成。正確ではないけれど、これで大体どのような変化が起こったのか十分把握できる。

080830-002

 

感想

当初、表計算ソフトを使って毎日記録し、グラフ化するということを考えていた。しかし、そこまでするのは手間だし、その必要性もないことに気がついた。体重を記録するということであれば、手書きで十分。むしろ、手書きの方がお手軽でよいことが実感できた。

目的は記録を録って、そのフィードバックを得ること。それに対して必要にして十分、かつ、使い勝手がよいということが大事。もし、多数の人間の正確な統計を取りたいというのであれば、正確な記録が必要となるが、正確性が必要ないのであれば、操作性の良さを優先させなければならないということを改めて認識させられた。

 

結果

まぁ、減ることもあれば、増えることもあるよね。 ^^;

 

参考


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