- ブックマークをする。
- 後でブックマークを開く
この行動はブラウザの極めて基本的な機能であるがゆえに強力に習慣化されている。ブックマークを階層化し、後で辿りやすくしておく。いかに分類を上手くするかがポイント。
かつて検索エンジンと言えば Yahoo だった。分類されているディレクトリから興味のあるものを選びサイトに辿りつく。これが普通だった。 Google をはじめて使ったときのことは今でも覚えている。「なんだこのシンプルなインターフェイスは!?」自分で見つけたサイトを綺麗に整頓しておくことから、検索で辿りつけばいいやという意識変革がされるとは、その当時全く思っていなかった。
混沌としたブックマーク
されどブックマーク。 Google 検索でいつも上手く辿れるわけではないし、いちいち単語を入力するのも面倒と言えば面倒。よく見るサイトはブックマークツールバーに置いて、クリック 1 ~ 2 で到達できるようにしておくのが理想的。しかし、そのようにしておいても、時が経つにつれてブックマークの数は膨れ上がる。よく使うものはキチンと整理し、使わなくなったものは見えないようにしておく。定期的なメンテナンスをしてこそ快適な操作性につながるというのは言うまでもない。
「言うまでもない」のだけれど、自分のブックマークツールバーを見るとうんざりする。 (@_@;) 人に「整理するのがいいよ!」ととても言えた状態ではない。まさに混沌。これでよく我慢して使っているものかと自分でも感心してしまう。たまに整理をすることがあるのだが、そうするといつもスッキリとした気分になって、操作性が非常によくなることに気がつく。言訳をするのはこの辺でやめよう。定期的にちゃんと整理いたしませう。 ^^;
検索によるブックマークのアクセス
習慣とは恐ろしいもので、新機能があると謳われていても、その機能を試す機会を失わせるほどに十分な固着力を持つ。 ^^; 新しものを取り入れる機会を失わせる。あることに気がつこうとしない。後回しにする。それが習慣が持っている負の側面だ。
Firefox3 の新機能としては、かなり宣伝されていたと思うけれど、なぜこれまで自分は活用しようとしなかったのか?普段使っていれば嫌でも目にする機能。それがスマートロケーションバー。
語句を入力し始めると、自動補完機能が働き、履歴に残っているページやブックマークしたページのタイトル、URL、タグが瞬時に検索されて、可能性のある結果がドロップダウンで一覧表示されます。
(太字は引用者による)
ロケーションバーに開きたいサイトの名前などを入れと瞬時に候補を補完して表示してくれる。ブックマークがたくさんあって、ブックマークツールバーが機能していないときは、「どこにブックマークしたものがあったかなぁ」と思いながら探すよりもはるかに早く目的のものを探しだすことができる。 ^^
上記にあるように、「履歴」からも候補が表示されるので、ブックマークをするほどのものではなかったけれど、最近アクセスしたものを表示させるのに便利。例えば、Google ドキュメントの各ドキュメントにアクセスするのにこの機能を使うのがいい。最近使ったドキュメントであれば、タイトルくらいは覚えているので素早く目的のものにアクセスできる。ただし、この機能にも危険性がるようだ。 ^^;
彼の母親がEBayの出品を確認するため、彼の承認を得てホットメールのアカウントにログインしようと、FirefoxのロケーションバーにURLを入力したところ、恐ろしいことにcraigslist(en.wikipedia.orgの解説記事)での、"hot"という単語を含む彼の詳細な検索履歴が表示され、それによって彼がゲイであることが知られてしまったとのこと。
表示される候補は、Google 検索のように複数の単語を空白で区切って入力すれば AND 検索になるので絞り込みも簡単。
Firefox 3 を使うようになってもう結構な時間が経過するが、今までこの機能を活用してこなかったことが不思議でならない。 (@_@;) これもロケーションバーは、URL を入力するところという固定観念があったためかもしれない。
サイドバーで検索を使い分ける
上記のスマートロケーションバーは便利なのだけれど、 JavaScript で書かれたブックマークレットは対象外のようだ。例えば、あるサイトを他人に知らせたいときに Google の Shared Stuff のブックマークレットを利用しいるが、これをスマートロケーションバーで表示させようとしてもだめだった。 (+_+) ただし、サイドバーでブックマークを表示させて (Ctrl + B) で検索した場合、 “share email” と入力すれば抽出することができる。
抽出したいものを表示したいときは、マウスを使わなくても、キーボードで
- タブ押して一覧にフォーカスを移動させ、
- カーソルキーで移動、
- エンターで表示
させることができる。
履歴も Ctrl + H で表示して同様の操作ができる。スマートロケーションバーは、その二つがごっちゃになっているけれど、ブックマークと履歴を別々に検索したい場合はサイドバーを使えばよい。
XUL/Migemo
XUL/Migemo :: Firefox Add-ons によると、
Firefoxにおける日本語でのページ内検索生活を快適かつ高速にする拡張機能です。いちいち漢字に変換しなくても、ローマ字で「kanzi」と入力するだけでそのまま「感じ」とか「幹事」とか「漢字」とかを検索できるようになります。
ページ内の検索にローマ字を使えるだけではなく、上記のスマートロケーションバー、サイドバーにおける検索でも機能する。
例えば、以下ではスマートロケーションバーにおいて sugu と入力した場合。
追記(2008.8.16) : 通常の検索、Migemo による検索を切替えたいときは Ctrl + F 。これは、アドオンの設定 > ショートカットに書かれている。
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