調べごとに夢中になると、悪循環にハマる
時間を忘れ、調べごとに夢中になることがある。…と言えば聞こえはいいが、そういう話ではない。
- 問題を解決できないために、
- 方法をいろいろと考え、
- 試し、
- さらに考え、試し...
そんな繰り返しによって、やめどころ、切り上げるタイミングを逃している状態。
ネットが発達したことによって、わからないこと、気になることはすぐ調べることができる。便利な反面、どこまでも深く潜っていけてしまう。誰かがそれを外から眺めていて、辿っている方向が正しいのか、そうではないのか教えてくれるなら、何の問題もない。しかし、そんな都合のいいエージェントはいない。
「もう少しでわかりそう…」の罠
ブラウザは、通常複数のウィンドウ、タブを開くことができる。そのため、
- 何か気になる言葉があれば、
- 今見ているウィンドウから離れなくても、別のウィンドウで検索だけさせておき、保留する。
- ある一つの単語から、調べたいこと、深めたいことが樹状に広がっていく。
これには際限がない。
そこに罠がある。いつでも、もう少しでわかりそうな気がする。
「あの一つさえクリアできれば、全てうまくいくはずなのに...」
そんな誘惑になかなか勝てない。現実は、一つクリアしても、次の問題が見えてくることの方が多い。早めにキリをつけ、頭を休めた方が良い。無理をして我慢して続けているも、トータルで効率がいいと思う。
悪循環を断ち切る方法
目的は、方向の定まらない、回りだした歯車を止めること。
「もうちょっとで...」
という誘惑に負けないようにしなければならない。
そのためにはどうするか?
1. 集中していると、時間がすぐに過ぎてしまう。まず、これを自覚させる。
かけている時間の割には、成果が上っていないことは、往々にしてある。他のやらなくてはならないことと天秤にかけ、時間に対するコスト意識を呼び覚ます。
2. 先送りするための手順を踏む。
ただし、問題を放置するわけではない。 GTD であれば、粒度に応じて「プロジェクト」にしたり、「アクション」にしたりする。当分できそうにない、または、見たくないと思ったら、「いつかやる」。未来のある時点で、再度考えるということをスケジュールしておくことによって、できなかったことに対するストレス緩和させ、「やめれない症状」を抑える。
3. 先送りしたら、どこまでやったかを簡単に書く。
詳細に書こうと思うと面倒になり、「もうちょっと」という気持ちを抑えられなくなる。この点に注意。
4. 解決できなかった理由を考える。
その中で、自分だけでは解決できない要素が、どのくらい含まれていたのか、また、不確定な要素がどのくらいあったのか考える。これにより、できなかった原因を、不当に自分に帰属させるのを回避する。
最後に、やばそうな悪循環にはまりつつあるとき、上記 1 ~ 4 を実行することを思い出す。 (すぐに忘れる... ^^; )
追記 (2011.10.25) : この記事、書いたの忘れてた。
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