普通の画像検索の利用
有名人の顔がわからないとき、Google 画像検索 を使う。イメージ検索 オプション で、コンテンツ タイプに「顔」を指定できるので、名前を言われても芸能人の顔が思い浮かばないとき、重宝している。
その他、最近では、「法隆寺って、どんな形だったかな?」「椿ってどんな花だったかな?」と思ったときにも使った。
このように、画像検索するときは、人物や建物など、形があるものや特定のものを検索するときが多い。文字情報を検索をするときよりも、良い情報に出会ったり、的確な説明があったりする。画像があることによって、書いてある文章がわかりやすくなるためだ。また、書き手にとってみれば、画像を載せるのことは、文章のみを書くよりも多少手間がかかるので、その分説明に力が入るのかもしれない。
画像検索のコツは、検索した画像の一覧をパッと見渡して、「なかないい写真だな」と思ったサイトを見ることである。たいてい良い説明が書かれている。
セレンディピティ
画像検索でおもしろいのは、上記のような対象以外を検索するとき。
形があって不特定なもの。一般的な名詞を検索してみる。例えば、いろいろと種類があるようなグッズを検索すると、他の人が使っているものがわかる。思いがけないものが見つかるかも。
では、形のはっきりしない、特定的なものを検索したら、どうだろうか?例えば、場所。
並んでいる写真を見ると、なんとなくその都市を構成するイメージが把握できる。自分の出身地で検索してみてもおもしろい ^^;
次に、対象の漠然としたイメージはあるけれど、形がはっきりしていなくて、一般的なものを検索。
各地の画像に出会える。 ^^ 絵を描くときに、インスピレーションを得たい場合にいいかもしれない。
抽象的な言葉だとどうだろうか?
うーむ、やはり、検索結果に幅がある。
コンピュータのアプリケーションのように、形がない製品はどうだろうか?
知らなかったツールや、解説図がでてきて興味深い。試してみたいものが見つかった。(形がないと言っても、ユーザインターフェイスの部分が、形になるか ^^; )
実際にどんなものがあるかサンプルを見たいとき。
作者はわかるけれど、作品名がわからないとき。
料理が食べたいとき。
感想
画像検索のメリットは、対象がどんなものかわかるということはもちろんのことだが、それに加えて、文字ではすぐにわからないこと、つまり、視覚情報によって、一瞬に把握することができる人間の特性を利用して、検索対象に迫っていくことができることだと実感した。また、検索対象に関連した画像があった場合、文字情報よりも、そちらに注意が向きやすい。そのため、思ってもみなかった事柄に出会える。思考の拡散のためのツールとして活用できると思った。
追記(2008.4.29): 今では、画像を眺めるとき、PicLens | Immersive Views Across the Web が欠かせない。
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