1. PDF ファイルを Acrobat Reader で読まない理由
Adobe Reader X via kwout
Acrobat Reader で PDF ファイルを開いた場合、読みながら、重要な箇所にマーカーを付けることができない。そのため、まとまった文書を PDF で読むことはためらわれる。
Wired-Marker via kwout
を使い、マーカーを引きながら読む。
PC で文書を読む場合に限らず、本を読むときも、色付きのボールペンやマーカーは欠かせない。線を引くと、内容が頭に入りやすい。学習するときも、効率良く吸収できる。
- cf. 色を付けて情報を構造化
2. PDF を HTML に変換しようか?
ウェブに公開されている文書の場合、PDF ファイルと伴に、 HTML として提供されていることが多し。しかし、自分が読もうとした PDF ファイルには HTML 版が存在しなかった。ただし、tex で書かれた文書は存在した。(cf. Index of /yaht)
latex2html
tex の文書の場合、latex2html により HTML に変換できる。しかし、Latex の環境を整えるのは、色々と面倒そうだ。
Pandoc
Pandoc は、PDF を HTML に変換してくれるアプリケーション。(via MOONGIFT)Pandoc is a Haskell library for converting from one markup format to another, and a command-line tool that uses this library. (Pandoc より)
ただし、これも設定が面倒そうだ。 (@_@;)
3. PDF-XChange Viewer でマーカーや線を引ける
PDF にマーカーを引くことができるフリーソフトはないか探してみた。PDF-XChange Viewer (via PDFの付箋で困っています - 教えて!goo )
閲覧中のPDF文書内へ、四角形や円の囲み線を描き込むことができ、プロパティ画面で線の色や太さを設定可能。また、任意の場所へ文字を入力したり注釈を埋め込む機能も備えている。 (上記サイトより)
アプリケーションの名前は Viewer だけれど、ある程度編集もできる。
マーカーを引く
文書にマーカーを引くには、
- ツールバーよりマーカーのボタンを選択し、
- ツールのプロパティで色を選んでおいてから、
- テキストを選択する。
ツールのプロパティで一度選択した色は、Custom Colors に配置される。再度、Custom Colors から選べば、色を素早く変更することができる。
また、「ツールの選択の維持」ボタンを押すと、マーカーを連続して引くことができる。
ツールのプロパティは、「色」を選択するときに使用する。そのため、メニューバーから分離した方が使いやすい。もし、パレットを消してしまったら、
- メニューより 表示 >ツールバー > プロパティツールバー
を選択すると、再度表示される。
0コメント:
コメントを投稿