PC が熱暴走?! – Core Temp で CPU の温度を監視 のつづき
1. 温度を下げるために、CPU の倍率を下げた
スカイプのビデオチャットをしてしばらくすると、CPU の温度が 80 度近くになってしまう。室温は 30 度。いくらなんでもやばすぎる。 (+_+)
ケースのサイドパネルをはずし、直接扇風機を当てても、なかなか温度は下がらない。ケース上部の真ん中辺りが熱を持っているのが触るとわかる。
止む終えず EasyTune5 Pro で CPU の倍率を下げ、60 度台を保つようにした。
2. エアーダストスプレーで掃除
PC ケース内の埃が CPU の温度上昇の原因かと疑い、エアーダストスプレーでファンを掃除した。
前回、ドライアーでほこりを飛ばしたためか、思ったほど埃は立たなかった。埃が原因で CPU が異常に高温になっているわけではないようだ。
3. グリスを塗り直し、CPU ファンを再び取り付けた
次に、 CPU ファンを一度取りはずし、グリスを塗り直すことにした。
CPU ファンの取り外しは、マザーボードをケースから出さなくても可能だった。CPU ファンを取り付けるときは、金属性の止め金を止めるのにかなり力を入れた。しかし、外すときは簡単にできた。
その後、CPU から ファンを簡単に取り外せなかった。CPU ファンを、左右に少しずつハンドルを回すような形で、徐々に引き離した。CPU とファンの接着面には、グリスがしっかりと密着していた。
グリスを塗れティッシュで丁寧に拭きとった後、グリスを塗り直した。
4. CPU の温度が下がった
電源を付けて温度変化の様子を見た。
室温は同じく 30 度。スカイプを起動し、ビデオチャットを開始。これにより、徐々に CPU の温度が上昇。 (+_+)
しかし、これまでのように 80 度になることはなく、60度台をキープできた。1 時間経過したら 70 度台になったが、それ以上温度が上がることはなかった。
5. サイドパネルを外した
電源を切り、CPU が完全に冷えてからサイドパネルをはずし、扇風機を当てた。
室温は先ほどより 1.5 度下がり 28.5 度。CPU の温度が 40度台後半をキープしている。たまに 50 度を超えることがある。ファンのスピードも1000 ~ 1100 回転の間を推移した。
ということは、エアフローが問題のようだ。 (@_@;)
6. サイドフローのクーラーが良い
自分が使っているケースは SCYTHE の SCBC01 。ケースには前後にファンが付いている。サイドやトップには穴がない。このようなケースには、トップフローよりも、サイドフローの CPU ファンが良いらしい。
「サイドフロー」という言葉は、親父の自作 PC について調べているときに知った。親父のケースは ANTEC SOLO 。このケースは、前方のサイドに吸気する部分があり、リアから排出する。前方から取り込んで、後方に吐くという点で、自分のケースとエアフローはほぼ同じ。
Case/Antec SOLO・P150 – usyWiki によると、
SOLO/P150はサイドパネルに通気窓がないので、トップフローのCPUクーラーよりもサイドフローのCPUクーラーの方が良く冷えると人気です。
特に、背の高いトップフロー型クーラーの場合、サイドパネルとの間隔不足でCPUクーラーの能力を発揮できないかもしれません。トップフローが好きな場合は、背の低いクーラーをチョイスしましょう。
下の写真は、ケースの前面のパネルをはずして撮影。 ANDY SAMURAI MASTER が奥に見えている。CPU クーラーの左側に隙間あるけれど、やっぱこれではダメなのかなぁ ... ^^;
こうなったら、CPU ファンをサイドフロー式に変えるしかないのだろうか。それともリアファンをもっと強力なものに取り換えるのがいいのだろうか ... それとも実はグリスの塗り方が悪いのかなぁ (@_@;)
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