2008年6月10日火曜日

Meadow (Emacs) で特定の範囲の文字列をカット(削除)する

エディタは、Meadow をよく使う。全体からすると、わずかな機能しか使えてないので、愛用しているとはとても言えないけれど、基本的な機能を使うだけでも、このエディタに十分な魅力を感じる。
特に便利だと思えるのは、特定の範囲の文字列をカット (削除) するとき。キーボードから手を離さなくてもスムーズに操作できる。こういうのをマウスでちまちまやっていると、精神的に疲労してしまう。 (+_+) マウスって、細かい作業をするとき、結構、目に負担をかけている気がする。

方法

  1. 前方検索  (C-s 文字列)
  2. 後方検索 (C-r) で、検索した文字列の先頭へ移動
  3. RET    (C-m)
  4. 前方検索で、カットしたい範囲の末尾の文字列へ移動
  5. マークとポイントを入れ替える。(C-x C-x)
  6. カット (C-w)

追記 (2009.10.21) : 3 番目の RET は、Ctrl + Space の方がキーボード押しやすいかも。
もしくは、2-3 の手順の代わりに Alt + B で単語の先頭に移動すれば、マークも付けてくれるので早い。細かく移動したいなら、普通に Ctrl + B でよい。
ただ、使っていて思うのは、カットしたい先頭でマーク付けて、Alt+ F で選択範囲を伸ばすことが多いような。。 ^^;
追記 (2009.11.7) : Ctrl - m で Return と同じなので、こちらの方が手の移動距離が少ないので楽。

ポイントがファイルの先頭にある状態で、以下の赤い下線の部分を削除したいとする。
080610-4

「you」を前方検索。 (C-s)
080610-5

後方検索 (C-r)
080610-6

リターンキーを押す。 (RET) もしくは C-m
080610-7

「file」を前方検索。 (C-s)
080610-8

マークとポイントを入れ替える。 (C-x C-x)
080610-9

カット。 (C-w)
080610-10

参考