1. 複数のアプリケーションを利用していると、どこで何をやっているのか把握しづらい
ブログを書くとき、複数のアプリケーションを同時に利用する。
例えば、文章を書きながら、画像を載せようと思ったとき、次のような手順が必要。
- スクリーンショットを撮る
- 画像を加工
- Flickr にアップロード
- Flickr からブログエディタに貼り付け
各々の作業は単純だけれど、画像を掲載する度に、この作業を行うのは面倒。また、複数のアプリケーションを利用するので、どのウィンドウで、何をやっていたのか分かりづらくなる。
追記(2012.3.4): 現在では、Flickr は利用していない。
2. ブログを書くときのツール
ブログを書くときは、エディタとして Windows Live Writer を使っている。ただし、WLW だけでは、上記の作業を行うことができない。そのため、複数のアプリケーションを利用している。
画像を掲載するためのアプリケーションを、以下に列挙する。
- スクリーンショットを撮る
- Capture STAFF – Light
- OS 標準の Print Screen
- 画像の加工
- Photoscape
- 吹き出しをつける
- 大きさの変更
- モザイク
- GIMP
- ぼかす
- Photoscape
- Flickr へのアップロード
- juploadr : 写真のアップロード
- Flickr4Writer : ブログエディタへの貼り付け
3. ツールは一つで完結せず
各々のアプリケーションは、欠かすことができない。
例えば、画像を加工するために使っている Photoscape 。このアプリケーションには、スクリーンショットを撮る機能がある。しかし、スクリーンショットを撮った後の、ファイルを保存する方法に難がある。
Capture STAFF を使えば、撮ったスクリーンショットに対して、自動で連番を付けてくれ、ファイルに保存できる。
Photoscape で、写真の一部をぼかしたい場合、モザイク系でしかできない。細かく、精密に範囲を指定することもできない。これに対し、GIMP は範囲を指定したり、いろいろな「ぼかし」方ができる。ただし、GIMP では、画像に吹き出しをつけるとき、Photoscape ほどお手軽にできない。
各々のアプリケーションは、やりたいことに対して一長一短があり、全ての要求を満たすことはできない。複数のアプリケーションを組み合わせて利用することは、避けられない。 (+_+)
4. 作業ごとに仮想デスクトップを割り当てる
複数のアプリケーションを使うとき、仮想デスクトップを上手く利用すると、効率的に作業をこなせる。
仮想デスクトップ WinDeskWide が激しく便利な件 - Open MagicVox.net によると、
一日の業務が始まると 1 枚目には Mozilla Thunderbird(メーラー)や Google Calendar(スケジュール管理)を開き,通常業務で使う開発環境などは常に 2 枚目以降に開くようにルールを決めておきます。そして何か新しい割り込みタスクがある毎に,仮想デスクトップを開いて関連するフォルダや資料を集めるようにしておきます。
仮想デスクトップとして、Virtual Dimension を使ったことがある。
使い方は、メインととなる画面を決めておき、現在の作業に必要ないアプリケーション、ウィンドウを、別画面へどけておくというやり方。作業単位ごとに仮想画面を使う、という発想はなかった。
追記(2012.3.4): 現在は、仮想デスクトップとして、Dexpot を利用している。
画像を処理するための専用の仮想デスクトップ
試しに、作業ごとに仮想デスクトップを使ったら、各々の作業がしやすかった。ブログを書くときのやり方は、画像処理を行うための仮想デスクトップを1つ用意しておき、画像に対する全ての作業ををその画面で行う。
以下の写真は、画像を処理するために仮想デスクトップ画面。
- 左上にはスクリーンショットを撮ったものが表示
- ファイルを保存したら、画面右側にエクスプローラで保存先のフォルダが表示。
- 画像変数のァイルに応じて、Photoscape もしくは GIMP にドラッグ & ドロップ。
- 加工が終了したら、右下の juploadr で Flickr へアップロード。
処理が左上から右下へと流れていくイメージで、アプリケーションを配置した。また、それぞれのアプリケーションをアクティブにした場合、他のアプリが完全に隠れないように配慮した。これにより、素早くアプリ間を移動できる。
5. WinDeskWide の便利な使い方
上記で紹介されていた WinDeskWide は軽くて使い易いソフトだった。
アプリを起動した後に指定したデスクトップの画面に送る機能も備えているので、画像処理のために使うアプリケーションを開いてから、特定の仮想デスクトップ画面へ移動させるという手間がなくなる。
WinDeskWide を起動したときに、特定のアプリケーションを、特定の仮想画面で開く、という機能もある
基本的な操作
WinDeskWide のアプリケーションのウィンドウの位置を変えたいときは、Ctrl キーを押しながら WinDeskWide をつかんで移動させる。
他の画面へウィンドウを送るには
追記 (2009.12.30) : WinDeskWide を「右クリック > ウィンドウ一覧」で指定。
ウィンドウをつかんで別の画面に移動させたい場合は、予め 「設定画面 > マウス」の「マウスを使用して、隣接する仮想デスクトップへ移動する」にチェックを入れておく。
これで直観的な操作が可能になる。
振り分けの設定
- タスクトレイにある WinDeskWide のアイコンを右クリック > 設定。
- 「振り分け」タブを選択する。
- 予め振り分けたいアプリを起動しておき、「現在のウィンドウ一覧状態から追加する」ボタンを押す。
- 起動しているアプリの一覧が左側に表示されるので、必要なもの以外「削除」ボタンで取り除く。
- 必要なアプリの表示位置を番号で指定する。
振り分けを行いたいときは、タスクトレイのアイコンもしくは、表示されている WinDeskWide において右クリック > 「振り分け」を選択する。
6. その他
ほとんどの機能の要求を満たす Screenshot Captor は、吹き出しを色々と付けることができたら、これ一つで済みそうだ。吹き出しを付けるソフトとして、未だ Photoscape 以上のものを見たことがない。
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