2009年1月30日金曜日

はじめての洋梨「ル・レクチェ」

苦手な果物と言えば「瓜」。味自体も好みでないけれど、胃に入るとキュンとして気持ちが悪くなる。 (+_+) 似た系統としてメロンも得意ではない。胃に入ると変な違和感を感じる。家族からは「もったいない、こんなに甘いのに…」と言われるけれど、体が拒否反応。

好きな果物は、最近では洋梨。小さい頃は洋梨の存在自体知らなかった。高校になって洋梨のジュースをはじめて飲み、そのスッキリとした甘さに引かれた。ちなみに「梨」はよく子どもの頃に食べたけれど、あまり好きではない。

 

メジャーなラ・フランス

ごく最近まで、洋梨と言えば「ラ・フランス」のことだと思っていた。しかし、戴き物でこれまで見たことがない形の洋梨をもらったことをキッカケに、いくつか種類があることを知った。

セイヨウナシ – Wikipedia によると、

ラ・フランス

生産量のおよそ7割を占めており、日本における洋なしの代表格である。

なるほど、「ラ・フランス = 洋梨」と思ってしまうわけだ。

 

貴重なル・レクチェ

これに対してもらったのは「ル・レクチェ」という品種。箱を開けた瞬間、ものすごく良い香りがしてびっくり。(@_@) 形も違い、ラ・フランスよりも縦長。

ル・レクチェ – Wikipedia によると、

元々病気には弱かったこと(黒斑病尻くされ輪紋病等)、長期追熟のための広い保管場所が必要なことなどから、生産は難しい。原産地であるフランスでも現在ほとんど生産されていない。

うーむ、これは期待ができる。 ^^

 

食べ頃

早速食べて見たら、「あれ?それほど味はラ・フランスとは変わらないかな…」と。良く見たら食べ頃ではなかった。 ^^;

ルレクチェ によると、食べ頃は、

「色」 美しいブライトイエローに変化します。
「香り」 甘くて香水のような香りがひろがります。
「じく」 茶色のじくが、しわしわになってきます。
「くび」 実のくびの部分にしわがよってきます。
「硬さ」 実を手に持つと、弾力のある感触を感じます。

食べたとき、「じく」なんて全然しわしわでなかった。

 

待つこと約 1 週間。触ると柔らかさを感じ、「じく」は茶色くしわしわになってきた。

がぶっとひとかみしたら、ラ・フランスのスッキリとした甘さに対して、「どわ~ん、ぼわぁ~ん」と重厚なすごい甘みが口一杯に広がる。洋梨好きにとって、こりゃ、たまらんわ。 ^^

   

1コメント:

匿名 さんのコメント...

そんなに興味深い記事。あなたのブログにも本当に素晴らしい....教えてくれてありがとう。