1. 大きな音を抑えたい
Skype で通話中に咳をしたり くしゃみ をしたりすると、相手の耳に甚大な被害をもたらす。スプーンが皿にぶつかったときなど、向こうで悲鳴が聞こえる。 ^^; おかしの袋を開けるのもダメ。
これに対して、
により、ある程度対応することができる。ただし、大音量に対しては効果がない。
できれば、でかい音が入力されたら、瞬時に音を小さくして欲しい。
2. コンプレッサーで音量の差を小さくする
こういった要求に応えてくれる音響機器の名前は「コンプレッサー」。
VSTHost でイコライザーを使うときに参考にした記事、で解説されている GeneComp を利用したら、非常に良かった。 ^^
ところで、コンプレッサー (音響機器) – Wikipedia によると、
コンプレッサー (compressor) は、エフェクターの一種である。音の強さの差を縮小する効果がある。…
入力音量が予め設定した一定の値(スレッショルドレベル、閾値)を超えた場合、音量の変化を設定した比率(レシオ、レイシオ、圧縮比)で抑え、設定された時間で解放(リリース)するプロセスによって、その音量の最大と最小の差(ダイナミックレンジ)を圧縮する。
細かいことはさて置き、以下のように値を設定した。
3. VST Host の設定
VST Host のインストールと、イコライザーの設定は以下の記事を参照。
- PC の音声出力に対してリアルタイムにイコライザーをかける - VSTHost とASIO4ALL
- USB スピーカーとヘッドホンに対して VSTHost でイコライザーをかける - 仮想的なサウンドデバイスを利用して
a. プラグインの配置
VSTHost におけるイコライザーと、コンプレッサの配置は以下の通り。
コンプレッサ GeneComp は buzzroom よりダウンロード。解凍したらフォルダの中にある、
- (plugins)
- GeneComp.dll
を VSTHost に D&D 。
イコライザーは前回と同じく TENTION Digital Audio の 「TDAe EQ2008S」
- TDAe EQ2008S.dll
を利用。
各プラグインの設定をするには、プラグインの Plugin Edit ボタン を押す。
b. コンプレッサの設定
コンプレッサでは、大きな音が入力されたらすぐに小さくなるようにした。
- THRESHOLD のつまみを適当に左に回し、大きな音を抑える。
- RATIO のつまみを目一杯右に回し、THRESHOLD で設定した音量を超えないようにする。
- ATTACK のつまみを目一杯左に回し、THRESHOLD で設定した音量を超えた場合、すぐにコンプレッサが効くように。
c. イコライザーの設定
イコライザーの設定では、低音域を出し、高音域をカットした。
- イコライザーのプリセットを選ぶボタンより `LowStereto’ を選択。
- 左右の音の設定が同じようになるための `LINK’ ボタンを押す。
- 高音域のスライダーを適当に下げる。
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