2011年4月5日火曜日

Firefox で文字(表示)の拡大とリセットをマウスジェスチャーで行う - アドオン FireGestures で小さくて読みずらいページへ対処する

1. 小さな文字で書かれているサイトは読みづらい

ブラウザで文章を読んでいると、文字が小さくて目が疲れるサイトがある。

小さな文字が、サイドバーにある情報や付加的な文章なら気にならない。しかし、メインコンテンツが小さいとしんどい。 (+_+)

Stylish

定期的に読むサイトなら個別に Stylish で調整すれば良い。または、フィードを Google Reader に登録すれば見やすくできる

しかし、文字が小さくて読みづらいサイトは、定期的に読むサイトばかりではない。

 

2. 表示を拡大するショートカットキーを押すのは面倒

表示している内容を拡大する、ブラウザのショートカットキーは、

Ctrl + +

元の倍率に戻すのは、

Ctrl + 0

マウスを使う場合は、

Ctrl + ホイールを回転

この方法は両手を使わないといけない。

 

3. 最小フォントサイズを大きな値にすると、表示が崩れる

CropperCapture[142]小さいフォントに対して、最小のフォントサイズを指定できる。

Firefox なら、

  • オプション > コンテンツ > フォントと配色 > 詳細設定 > 最小フォントサイズ

において設定。

しかし、サイトによってはデザインが崩れたり、最悪の場合、表示されなくなる内容もある。

提示される情報にメリハリがなくなるため、値を大きくできない。

 

4. 拡大鏡は使い勝手が悪い

CropperCapture[139]Windows 7 では、OS の機能として、

Windows キー + +

により、拡大鏡を使い、表示を拡大できる。

しかし、文字が小さいサイトを読むために、スクリーンを拡大表示するのは使い勝手が悪い。両手を使わないといけないのも不便。

 

5. DPI の設定は広いディスプレイのメリットがなくなる

そもそも、CropperCapture[143]文字が小さく表示される理由は、ディスプレイが大きいため。

  • コントロール パネル > デスクトップのカスタマイズ > ディスプレイ

において、「カスタム テキストサイズの設定」ができる。

しかし、この方法は、広いディスプレイを使っているメリットが半減してしまう。

 

6. FireGestures で文字サイズを変更

結局、自分の要求は、
  1. 片手で、さっと文字を拡大したい
  2. 元の大きさに戻す操作も、素早く行いたい。

これをアドオン FireGestures で解決する。

  • Firefox ボタン > アドオン >  FireGestures > マッピング > ページ

において、

文字サイズだけ変更 –

の「拡大」 「リセット」に対して、「編集」ボタンを押し、各々右クリックを押しながら、

右方向」 「左方向

のジェスチャを割当てた。

CropperCapture[138]

この設定に加え、Alt キーを押し、メニューより

  • 表示 > ズーム > 文字サイズだけ変更

にチェックを入れておく。これにより、拡大率が維持される。

元々この操作は、「ナビゲーション」の「進む」「戻る」が割当てられている。しかし、それほど利用しないのでバッサリ斬り捨てることにした。

縮小」に対して割当てを行わなかったのは、必要性を感じないため。

 

ズーム - 拡大、リセット

追記(2012.4.4): 「文字サイズだけ変更」した場合、問題がある。文字を拡大したタブから一度、離れ、別のタブに移り、再び文字を拡大したタブに戻ると、拡大した文字がリセットされてしまう。

そこで、上記のジェスチャーを「文字の拡大、リセット」ではなく、「ズーム - 拡大、リセット」に割り当てた。

img_0114

ズームの設定を保持する

追記(2012/07/19): ズームを設定したサイトが元に戻ってしまう場合、アドオン Configuration Mania を利用する。Configuration Mania の設定画面より、

  • 「ブラウザ」タブ > ページ表示制御

における「ページごとにズームの拡大率を保持する」をチェックしておく。

SnapCrab_NoName_2012-7-19_13-5-29_No-00

 

7. その他

サイトのメインコンテンツは、できればフォントサイズを設定してほしくないなぁ。