2008年12月10日水曜日

古いビデオカメラの動画を PC へ取り込む - S端子 ? DV ?

古いビデオカメラ

親父が古いビデオカメラを持ってきた。どうやらビデオ編集をしたいようだ。自分はビデオに疎いので、調べてみたら 8 年前の Canon FV2 という機種らしい。

うへぇ~、すごい値段。(@_@;)

 

PC への接続

S 端子

親父曰く「側面に S 端子が付いているので、そこから映像を出力して PC に取り込めないのか?」と。自分はとにかくビデオ編集なんて、カメラで動画撮影したものを Windows ムービーメーカー で少しだけいじったことがあるだけなので、色々な規格からしてわからない。あぁ~調べるの面倒そうだ…。 (+_+)

では、まず S 端子から。名前くらいは聞いたことがあったけれど、何なのかよくわかっていなかった。S端子 – Wikipedia によると、

テレビ受像機ビデオテープレコーダなどで用いられる映像信号入出力用のコネクタの規格のひとつで、Sはセパレート(Separate)の略である[1][要出典]。S1/S2映像出力、S1/S2映像端子、S1(S)映像、Sビデオ、S映像など様々な表記法がある。

なるほどセパレートの S だったのか。で、何がセパレートしてるかというと、

NTSCなどのコンポジット映像信号を、輝度信号(同期信号も重畳)と信号の2系統に分離 (Separate) して伝送することからこのように呼ばれる。

(同上より)

細かいことはよくわからないけれど、とにかく映像を出力するためのものであると。音声を出力するためには別のケーブルを必要とする。

親父の PC の構成は「親父の自作 PC の組立て」に示してある通り。ビデオ入力なんてものはない。こういうときは「ビデオキャプチャ」とか言うものが必要になるのかな?と思いつつ、価格.com – ビデオキャプチャ で情報収集。外付け、内蔵、値段もピンからキリまで。内蔵にするなら、PCI が余ってるので、それに対応したものを買えばいいのかなと考えながら、他にも検索してみると、ニュース検索 Google 検索: ビデオキャプチャ には、USB の製品が最近よくでているみたい。USB ならお手軽でだし、値段も少し安いのでこれにしようか。

 

DV

しかし、ここでビデオカメラに関する古い記事 (2002/05/31)を読んでいたら、

最近発売されたDVカメラの多くには「AD-DA変換機能」が搭載されている。AD-DA変換機能とは、アナログ信号(映像/音声)をデジタル信号に変換、またはデジタル信号をアナログ信号に変換する機能を指す。

(【特集】裏ワザ! DVカメラ活用術 - 撮影だけじゃもったいない (4) AD-DA変換機能を活用しよう より)

価格.com - 『ビデオの編集方法について教えてください。』 CANON FV2 +(AK-520) のクチコミ掲示板 によると、

I-linkが搭載されてるはずですから
その端子とPCをI-link同士で接続します(PCにIEE1394端子が必要)
であとは何かしら編集ソフトを買ってくるとか
WindowsXPならデフォルトで簡易カット編集のソフトが内蔵されてたような。…

「え? I-link が搭載されているの?」と思い説明書を読むと、「DV だと劣化なく録画できる」というような旨が書かれていた。

DV – Wikipedia によると、

1995年に発表された(実質的に)SDテレビ画質デジタルビデオの規格のひとつ。家庭用カムコーダー用のminiDVと、据え置き型デッキ・業務用の標準DV(ラージカセット)の、2種類のサイズのカセットテープが存在する。

  • 多くの機器が、IEEE 1394端子経由でデータを直接PCへ取り込んだり、PCからテープに書き戻したりすることができる。
  • 多くのノンリニアビデオ編集ソフトウェアやDVDオーサリングツールは、DV機器との連携機能を持っている。
  • ここではじめてこのビデオカメラがカセットに録画していることに気がついた。 ^^;

    更に、IEEE 1394 – Wikipedia を読んだら、

    洗練されたSCSIコマンド体系をベースにしていることから接続が安定しており転送効率が高いとされ、USB2.0に比べCPU負荷が低く、400Mbpsの規格であっても実効転送速度で勝る。

    その性格上、様々なデータをやりとりできるため、FireWirei.LINK(アイリンク)、DV端子などの複数の名称が使われるようになった。

    あ~、DV って IEEE 1394 のことだったのか。(@_@;)

    ということで、ビデオカメラに挿す方が小さい端子で、PC に挿す方が普通の大きさの端子である IEEE 1394 のコードをつなげたら、勝手にビデオカメラが認識され「ムービーを取り込み」という選択肢が表示されるので、それを選択するだけでよかった。

    パタッ(o_ _)o~†

     

    今ってどうなの?

    ちになみに、2008.12.10 現在における 価格.com - ビデオカメラ 売れ筋ランキング のを見ると、CANON iVIS HF11 が 1 位だった。

    さすがにデザインに隔世の感がある。^^;

    入出力端子 を見ると、

    HDMIミニコネクター(19ピン:出力のみ)、AVミニ端子(φ3.5mm 4極ミニジャック:出力のみ)、外部マイク入力端子(φ3.5mm ミニステレオジャック)、ヘッドホン端子(φ3.5mm ミニステレオジャック、AVミニ端子兼用)、コンポーネント端子(特殊D端子:出力のみ)、USB端子(mini-B、Hi-Speed USB対応)、メモリーカード接続端子(特殊多ピン)、バッテリー端子(特殊4ピン)、DC入力端子(φ3.4mmジャック)

    あれ? IEEE がない。(@_@;) また規格かわったのかな? 価格.com - 『動画をPCに取り込む時』 CANON iVIS HF11 のクチコミ掲示板 によると、

    動画を取り込む方法は私の考えでは…
    1、USB経由
    2、I-LINK経由
    3、SDカード経由
    だと思うのですが、早くて綺麗に動画を取り込むにはどうすれば良いでしょうか?

    HF11に限らずAVCHDカメラにはIEEE1394端子は付いていません。ですので、単純に使いたくても使えない、代わりにUSBを使っているだけです。…という事で選択肢は必然的に1か3が残りますがその中で、多分3あたりがいいんじゃないでしょうか。

     

    AVCHD

    また知らない言葉がでてきた。AVCHD – Wikipedia によると、

    (Advanced Video Codec High Definition, エーブイシーエイチディー)とはハイビジョン映像をビデオカメラで記録するための規格の一つであり、パナソニックソニーの商標である。

    なるほど、時代はハイビジョンですか。そりゃ、パワーのあるマシンが欲しくなるわけだ…。 (@_@;)

    ぼくはカメラについている動画機能で十分だな ^^;


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