2007年12月30日日曜日

パスワード管理に KeePass - ユーザ名とパスワードの「自動入力機能」は手放せない

1. パスワードの管理は面倒くさい

SnapCrab_No-0471ユーザ登録しているサイトの数は、数知れず。

一応、テキストファイルで、ユーザ ID と、パスワードを保存している。

さすがに暗号化されてないテキストだとやばいだろと思いつつ、また年の瀬を迎えた。この際、ちゃんとパスワード管理をしよう!

ということで、パスワードを管理するためのアプリケーションとして、

を使うことにした。

 

2. KeePass のインストールと日本語化

  1. Downloads - KeePass から、Professional Edition をダウンロードしてインストール。
  2. Translations - KeePass から日本語化ファイルを探し、ダウンロードして解凍。
  3. 日本語化ファイル Japanese-○○○.lng ファイルを、KeePass.exe のあるフォルダに置く。
    (普通は、C:\Program Files\KeePass Password Safe )

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メニューの日本語化

KeePass を起動する。

メニューの View > Change Language を選択する。

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言語を選択するダイアログが表示されるので、 Japanese-○○○ を選択する。

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3. 最初にデータベースを作成

新規」ボタンを押す。(または、ファイル > 新規)

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新しいデータベースが作成され、そのデータベースに対するマスターパスワードを設定するためのダイアログが表示される。

マスターパスワードを入力して、OK ボタンを押す。

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パスワード確認のダイアログが表示されるので、再度パスワードを入力する。

パスワードファイルは、Dropbox などのオンラインストレージに保存しておけば、突然コンピュータが壊れたときでも安心。

 

4. パスワード項目の登録

エントリーの追加」ボタンを押す。(編集 > エントリーの追加)

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エントリー追加のダイアログが表示されるので、各項目を入力する。

パスワードは、*** と表示されるが、右横の *** ボタンを押すとパスワードが表示される。

以下は、Google のアカウントを登録したところ。

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各フィールドを入力し、OKボタンを押すと、項目が登録されたことがわかる。

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5. ユーザ名とパスワードを自動入力する方法

ユーザ名とパスワードをコピーするためのショートカットキー

登録した項目を右クリックすると、ユーザ名とパスワードをクリップボードにコピーすることができる。

  • ユーザ名のコピー : Ctrl + B
  • パスワードのコピー : Ctrl + C

マウス操作では、タイトルの欄をクリックすると、エントリーを編集できる。

「ユーザ名」の欄をクリックすると、一時的にユーザ名をコピーしておける。また、パスワードの欄をクリックすると、一時的にパスワードをコピーしておける。

 

ユーザ名とパスワードの自動入力

便利なのは、「自動入力の実行」である。

これは、登録されている「ユーザ名とパスワード」を自動で入力してくれる機能である。

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例えば、Google にログインする場合、まず、Google にログインするための画面を表示する。

次に、ユーザ名に相当するメールフィールドをクリックする。

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ここで、重要なのは、IME が「直接入力」になっていること。(ひらがなになっていると、ひらがなで入力されてしまう。)

atode

KeePass で、先ほどの「自動入力の実行」を選択すると、フィールドにユーザ名とパスワードが自動で入力され、ログインボタンが押される。自動入力のショートカットキーは、

Ctrl + V

であるので、ペーストする感覚で自動入力を行うことができる。