1. 使用するアドオンを必要最低限にしたい
利用するアドオンの数が増えるに従い、Firefox の動作が重くなる。
たくさんのアドオンを入れていても、常に全てのアドオンを使うわけではない。必要に応じて、アドオンを使い分けたい。例えば、
- 開発をするときだけ Firebug を有効にしたい。
- 楽天で買い物をするときにだけ、楽天ツールバーを使いたい。
複数のプロファイルを作成し、複数起動できるように設定
アドオンを使い分けるには、Firefox のプロファイルを利用する。
予め複数のプロファイルを作成し、作業に必要なアドオンを特定のプロファイルにインストールしておく。そして、作業に応じて、異なるプロファイルの Firefox を起動する。
そのためには、以下の手順を踏む。
- プロファイルマネジャーで、新しくユーザを作成する。
- プロファイルごとに起動するためのショートカットを作成する。
- 作業に応じて、作成したショートカットを使って Firefox を起動する。
追記(2015/3/31): Firefox で Google Chrome と同じくらい簡単に複数プロファイルを使用できる ProfileSwitcher
2. プロファイルマネジャーでユーザを作成する
最初に、Firefox が起動していないことを確認する。
スタートメニューより「ファイル名を指定して実行...」を選択。
表示されたウィンドウの「名前フィールド」に、
firefox –profilemanager
と入力して、OKボタンを押す。
プロファイルマネジャーが起動したら、「新しいプロファイルを作成」ボタンを押す。
後はウィザードに従って、新しいプロファイルを作成する。
3. 作成したユーザプロファイルで起動を確認する
次に、作成したユーザプロファイルで Firefox を起動できることを確認する。
スタートより「ファイル名を指定して実行...」を選択。 (Win キー + R)
名前フィールドに、
firefox -P プロファイル名 -no-remote
と入力する。 注意することは -no と -remote の間にスペースを入れないこと。
(上図の hoge は新しく作成したユーザプロファイル名。)
4. 特定のプロファイルを起動するためのショートカットを作成する
毎回、ファイル名を指定して Firefox を起動するのは面倒なので、ショートカットを利用して、作成したプロファイルを起動する。
- Firefox の実行ファイル(.exe) を右クリックし、ショートカットを作成する。
- 作成したショートカットアイコンを右クリック > プロパティ を選択。
- リンク先フィールドに -P プロファイル名 -no-remote を末尾に追加する。
作成したプロファイルごとに、上記のショートカットを作成しておくと、プロファイルごとに異なるプロセスの Firefox を起動できるようになる。
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