2014年5月11日日曜日

Lazarus Fom Recovery でブラウザのテキストエリアに入力した文字を自動保存。Firefox では Lazarus 3 から Lazarus 2 へバージョンを戻した。

1. テキストエリアの情報を自動保存

SnapCrab_No-1040ブラウザで「テキストエリアに入力した文字列」を自動保存するために、Lazarus: Form Recovery を利用している。

インストールしていた Lazarus のバージョン3。Google Chrome では問題なく利用できたが、Firefox で使えなくなっていた。そこで、Lazarus のバージョン 2 へ戻すことにした。

をインストール後、暗号化キーを生成する。

SnapCrab_No-1033

ただし、マスターパスワードでログイン情報を保護している場合、予めマスターパスワードを入力しておく必要がある。

暗号化キーの生成が完了すると、「成功」を通知するダイアログが表示される。

SnapCrab_No-1037

もし、Lazarus: Form Recovery が使えない場合、

  • アドオンより設定画面 > Database > Delete The Database ボタンを押す

SnapCrab_No-1039

Firefox を再起動すると、再び暗号化キーを生成するダイアログが表示される。

データベースが生成されると、テキストエリアで右クリックすると、Recover Text という項目が表示されるようになる。この項目から、過去に入力したテキストに戻すことができる。

SnapCrab_No-1038

 

2. 保存されたデータをポータブルにする

テキストエリアに入力した情報は、プロファイルフォルダの直下にある

  • lazarus.sqlite

に保存される。このファイルをオンラインストレージに移したい。

これにより、PC が壊れても、テキストエリアに入力した情報を復元できる。また、他の PC から lazarus.sqlite のアクセスできるようになる。

そのためには、

  1. 一度、Firefox を終了する。
  2. lazarus.sqlite をオンラインストレージに移動する。
  3. 移動したファイルへのシンボリックリンクを Firefox のプロファイルフォルダ直下に作る。

cf. シンボリックリンクの作成