2011年3月11日金曜日

表計算のセルを使った簡易グラフ - Google スプレッドシート, Excel, LibreOffice Calc で手作業による入力

専用のツールを使ったり、ドロー系のアプリを使わなくても、表計算のセルを使って簡易グラフを作成できる。原始的だけれど、正確さや厳密さを求めず、必要な情報を素早く把握するためのお手軽でコストをかけない方法。

例えば、下図のように「複数のタスクからなるプロジェクト」があり、

  • 予定していた期間
  • 実際に行なった期間

の二つを大雑把に把握したいとする。

CropperCapture[106]

( 上図、日付の連続データを作成する方法はこちら。 )

 

グラフ部分の作成

グラフを入力するには、グラフとして表示したいセルを範囲選択しておき、メニューより、

  • 表示形式 > 条件に応じて色を変更  (Google スプレッドシート)
  • 書式    > 条件付き書式          (Excel)
  • 書式    > 条件付きの書式設定     (LibreOfice Calc)

ここでは条件として「完全に一致するテキスト」を選択し、入力されるテキストとして数値の 1、2 をそれぞれ入力した。

CropperCapture[108]

グラフのように見せかけるためには、「テキスト」と「背景」を同じ色に設定する。

 

グラフの入力

赤色のバーを表示させるには、セルに`1’ を入力した後、

CropperCapture[111]

セルの右下のハンドルをつかんで右へ伸ばしていく。

CropperCapture[110]

  • LibreOffice の場合は、Ctrl キーを押しながら右へ伸ばしていく。

グラフを削除したいときは、範囲を選択して Del キーを押す。