1. 古い PC へ Ubuntu をインストールする前に、仮想マシンで動作を確認する
古い PC に Linux を入れようか検討中。
Linux 方面の OS は、10 年前マカーだった頃、使い物にならなくなったノート PC に、FreeBSD をインストールしたことがある程度。PC が非力過ぎて、ウィンドウシステムを起動させることができなかった。何だかよく分からない設定ばかりで辟易し、使うのを諦めた。 (+_+)
以前 Windows XP が起動しなくなったとき、 USB に OS を入れてブートし、データを救出しようと考えた。そのとき、久しぶりに Linux について検索したら、
という名前をよく目にした。
なんて発音するのだろう?
と思いつつ、Ubuntu のイメージファイルをダウンロードし、 CD に焼き、CD から OS を起動。なんの設定もしないでも、簡単にウィンドウシステムまで起動したことに、とても驚いた。
Ubuntu をインストールして、古い PC でも実用的に使えるのか試してみたい。
仮想マシンへインストール
… と、その前に Ubuntuの入手 を見たら、仮想マシンのダウンロード先も書かれている。
実際の PC にインストールする前に仮想マシンに Ubuntu をインストールしてみよう。
2. 仮想マシン VirtualBox へ Ubuntu をインストール
VirtualBox via kwout
ハードディスクは、「仮想ディスク・イメージ(Virtual Disk Images)」と呼ばれる特別なコンテナ・フォーマットとしてエミュレートされ、…
… 通常ホストOS上のシステムファイル(拡張子 .vdi)として格納される。
ISO イメージもCDやDVDドライブとして使用できる。
( VirtualBox – Wikipedia より )
インストールするまでの、大雑把な流れは、
- 新規に仮想ディスクを作成
- Ubuntu のイメージファイルをマウントしてインストール
詳しくは、以下の記事を参照。
「新規に作成した仮想ハードディスクを D: ドライブ直下に置いた」こと以外は、ウィザードのデフォルトの値にしておいた。
Ubuntu のバージョン
今回インストールした Ubuntu のバージョンは
- 10.04 LTS Lucid Lynx
この LTS の意味は、
Ubuntu は、半年ごとの定期的なリリースを行っている。通常のリリースの他、デスクトップ版で3年、サーバ版で5年のサポートを保証する、長期サポート版(LTS) も提供している。
各バージョンについては、こちら を参照。
3. なるべく軽い環境にしたい
最終的にインストールしたいのは古い PC なので、できるだけ軽い環境にすることに。
Ubuntu Weekly Recipe:第50回 NetBookを使いこなす(2):Xubuntu・LXDEの利用|gihyo.jp … 技術評論社 によると、
Ubuntuのバリエーションとして,「軽い」デスクトップ環境であるXFceを利用した「Xubuntu」があります。 …
もし非力なPCでも高速なデスクトップ環境を利用したい場合,「とにかく軽量であること」を目指したデスクトップ環境である,LXDE(Lightweight X11 Desktop Environment)を利用すると良いでしょう
LXDE とは、 Ubuntu - Wikipedia の派生物によると、
Lubuntu Ubuntu のデスクトップ環境を GNOME から LXDE に置き換えた、比較的「軽い」ディストリビューション。
この Lubuntu をインストールすることにした。
方法
Ubuntu を起動したら、管理者でログインした後、
- 画面上のメニューより 「アプリケーション > Ubuntu ソフトウェアセンター」 を選択。
- Ubuntu ソフトウェアセンターが表示されたら、右上の検索窓に `lubuntu’ と入力。
- `Lubuntu Desktop environment’ を選択して、インストールする。
LXDE に変更するには一度ログアウトしてから、再ログインするときに画面下部にあるデスクトップの種類から `Lubuntu’ を選ぶ。
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