ブログで使う画像は全て Flickr にアップロードしている。アップロードするときは jUploadr を利用。元は Flickr Uploadr を使っていたが、使い勝手が今一だったので使うのをやめた。しかし、久しぶりにインストールしたらよくなっていた。
アップロード後のダイアログ
jUploadr にしてもそうだけれど、画像をアップロードした後、「画像をアップロードしたよ」というダイアログが邪魔。ブログを書くとき、予め使う画像が決っているわけではなく、適宜使うものを選択してアップロードするので、何度もアップロードを繰り返すことになる。その度にダイアログが表示されていては、一々それに反応するのが面倒。どうせエラーになることは滅多にないので、エラーがあったときだけダイアログで通知するようにしてほしい。 (+_+)
以前はこのダイアログ、マウスクリックをしなくてはならなかったが、今試している Version 3.1.3 では ESC キーで Stay here を押したことになりダイアログを消すことができる。マウスを使わなくて済むようになったので非常に快適。 ^^
ダイアログが表示されていても jUploadr に貼り付け可能
また、ダイアログが表示されている状態でも、エクスプローラでアップロードしたい写真を右クリック > Send to Flickr... によって Flickr Uploader に貼り付けることができるところもいい。 ^^ jUploadr だと、アップロード後に表示されるダイアログを消した後でないと、アップロードしたい画像を jUploadr に D&D できなかったので、齒痒い思いをすることがしばしば。ダイアログを消したかどうかを頭の片隅に覚えているのは負担だったので。 ^^;
XULRunner
ところでメニューより、Tools > Add-ons を選択すると、Firefox のアドオンを管理する画面に似たダイアログが表示される。
About Flickr Uploadr を見ると、XULRunner と書かれている。
XUL+XPCOM アプリケーションの組み込み、起動を可能にするランタイムパッケージである。… XULRunnerは、GRE (Gecko Runtime Environment) の後継技術であり、Gecko レンダリングエンジンの組み込み技術として利用が可能である。…
配布パッケージを利用することで、C++、JavaScript (XPConnect)、Perl (PlXPCOM)、Python (PyXPCOM)、Java (JavaXPCOM)、Ruby (RbXPCOM) などから、提供コンポーネントを呼び出すことが可能である。
上記 XUL – Wikipedia とは、
XUL(ずーる、XML User Interface Language)はMozilla FirefoxやMozilla ThunderbirdなどのMozillaアプリケーションを作成するためのユーザインタフェースマークアップ言語である。
MicrosoftのCOM技術に似た、コンポーネント技術である。C++で実装されており、Linux、Windows、Mac OS Xという主要なプラットフォーム上で動作することから、XP(Cross Platform)の名を冠している。
今後どうなの?
XULRunnerで動作するアプリケーションとして挙げられている SongBird は有名だけれど、Flickr Uploadr も XULRunner を使っていたとは知らなかった。
有名な XULRunner アプリケーション – MDC にはたくさんのアプリケーションが載っている。そういえば随分前に @IT:連載 役に立つXMLツール集(8) XULとJSFでリッチクライアント (2004/6/16) に目を通したことがあったが、その後どうなったんだろう? 盛り上がっているとは聞いたことがないだけれど。
Firefoxアドオンの未来と課題を考えてみる - builder by ZDNet Japan (2008/06/26) によると、
アドオンを開発する際の主な作業は、XULと呼ばれるXMLとJavaScriptの記述(Mozillaのサイトに詳しい)。どちらもWebで標準的に用いられる技術でありWeb開発者であれば作成は容易だ。…
プログラミングやXMLの記述が全く必要ない環境が整えられ、開発者ではないエンドユーザーがニーズに応じてFirefoxを自由に拡張できれば、Firefoxはプラットフォームとしてより魅力的な物になるだろう。
Google Chrome にそいった環境が整えば一気に逆転になるのかなぁ。。。
0コメント:
コメントを投稿