PDF で作成したファイルをサイトにアップロードしたい。しかし、PDF には一つ問題がある。例えば、厚生労働省 のサイトを見るとわかるが、多くの情報が PDF の形で配布されている。 PDF は印刷すると、レイアウトが綺麗で見やすい。しかし、ブラウザで見た場合、とてもうっとうしい。 Acrobat Reader が起動するまでに時間がかかるからだ。だから、PDF のファイルばかりが並んでいると、イライラとすることがある。
作り手にとってみれば、PDF ほど楽なものはない。自分が使い慣れた文書作成ソフトで書いたものを PDF に変換すればいいだけだから。 OpenOffice には、はじめから PDF に変換するための機能が付いている。 Acrobat Reader なら、今ではどのパソコンにも標準で付いているので、メールなどで送るときは重宝する。
さて、 Web に話を戻す。やはり、 PDF をそのままの形でアップロードするのは気がひける。見てくれる人の立場になって考えると、待つ時間というのは、作り手が思っているよりも重要な要素だということがわかる。クリックしたらすぐに表示される。これが Web において一番重要な要素だ。
Scribd にサインアップ
Scribd を利用すると、 アップロードした PDF ファイル を Flash プレーヤで見ることができるようになる。 Scribd の Flash は、Acrobat Reader を起動するよりも早いので気分がいい。 ^^
まずは、利用するためにサインアップ。http://www.scribd.com/ にアクセスしたら、 Sign Up Now ボタンを押す。
ユーザ名、パスワード、メールアドレスを入力するだけだったので、楽だった。
ファイルのアップロード
Upload タブ をクリックする。
なぜか、真ん中の "Click to Upload" でファイルをアップロードするとエラーになったので、その下のsingle file uploader を利用した。
参照ボタンを押すと、ファイル選択ダイアログが表示されるので、アップロードしたいファイルを指定し、Upload ボタンを押す。
Publish ボタンを押して、公開する。
公開されたアドレスにアクセスすると、以下のように表示される。
表示された文書の右上のボタンをクリックすると、画面いっぱいに文書が表示されるので、見やすくなる。
サイトに埋め込み
文書が表示される画面の上のメニューに、EMBED ボタンがあるので、クリックする。表示された HTML ソースを貼り付ける。
貼り付けたものは、以下のように表示される。
その他
日本にも、似たようなサービス (http://docune.jp/) があったが、文書の表示がやや遅いかな?ただし、青空文庫のタグなどがあっておもしろそうだ。こちらもフルスクリーンに表示させることができるが、なぜかはじめどこでフルスクリーンにするのか気がつかなかった。 ^^;
連想事項
Scribd は、Ruby でデザインパターン を調べているときにはじめて知った。(gof patterns in ruby)
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