1. 画像にスタンプを付けたい
Gimp で画像に対して、ロゴマークや ㊙ 丸秘 のようなスタンプを付けたい。
ただし、ここで言う「スタンプ」とは、Gimp の
2. 新規レイヤーとして追加する
スタンプ画像を新規レイヤーとして追加する
一番簡単な方法は、スタンプを付けたい画像の上に、「透過させた画像」をドラッグ・アンド・ドロップすること。
これにより、ドロップした画像が新しいレイヤーに追加される。
新しく追加されたレイヤーは、
素早く確実に新規レイヤーを移動するには、
- キーボードで m キー を入力して、「移動」ツールを選択する。
- Shift キー を押しながら、新しく追加したレイヤーを移動する。
スタンプ画像を元画像からはみ出して配置したい場合
新しく追加したレイヤーを、元画像から少しずらして配置したい場合、
- メニューより、画像 > 「キャンバスをレイヤーに合わせる」
を選択し、全体の画像サイズを大きくする。
- cf. 複数の画像を並べて一枚に合成
一括処理
一括で処理を行いたい場合、PhotoScape を使った方が良い。
3. 簡易的なブラシの追加
画像をコピーすると「ブラシ」に登録される
画像を「ブラシ」として登録しておくと、「スタンプを押すような感覚」で画像を使い回しできる。
- 「ブラシ」に登録したい画像を単独で Gimp で開く。
- メニューより、編集 > コピー を選択する。
- ウィンドウ > ドッキング可能なダイアログ > ブラシ を選択すると、ブラシダイアログにコピーした画像が登録されていることを確認できる。
ブラシの使い方
-
ブラシツールを選択する。
- ブラシのツールオプションを開き、「サイズ」を適当な大きさに設定する。
この状態でスタンプを押したい位置でクリックする。
4. 新しいブラシとして追加する
上記のように、コピーした画像は一時的にブラシとして登録される。いつでも使えるようにするためには、ブラシを登録する必要がある。
a. ブラシの作成
Gimp で画像をブラシとして登録するには
- ブラシとして使いたい画像を「指定された形式」でエクスポートし、
- 指定したフォルダに画像を置く。
7. ブラシの追加 によると、
GIMPが利用するブラシ用のファイル形式はつぎの 3 つです。
GIH
.gih("gimp image hose") 形式はアニメーションするブラシに使われています。
VBR
.vbr形式は媒介変数つきブラシ、 つまりブラシエディターで作られたブラシに使われています。
b. ブラシを保存する専用のフォルダを作る
ブラシを保存するために、予め専用のフォルダを作成した。
1.19. データフォルダー によると、
GIMPが扱う資材はブラシ、 パターン、 グラデーションなど様々な種類があります。 それぞれの基本的な構成はGIMPを導入した時点で提供されますが、 さらにユーザー自身で作成したりダウンロードしてきたものを追加できます。
次に、作成したフォルダを「ブラシの保存先」として Gimp に認識させる。
- メニューより、編集 > 設定 > フォルダ > ブラシ
を選択。
- 新規ボタンを押す。
- 「ブラシの保存先であるフォルダのパス」を入力し、エンターキーを押す。
- 「書き込み可能フォルダー」に保存先のパスが表示されたら、チェックボックスを付ける。
- Gimp を再起動する。
c. ブラシの作成と保存
ブラシにしたい画像開き、画像をエクスポートする。
- メニューより、ファイル > エクスポート...
を選択。エクスポートするとき、「GIMP ブラシ」形式である gbr を選ぶ。
エクスポートしたファイルを、上記で設定した保存先に置く。
その後、ブラシダイアログの中で右クリック > ブラシの更新 を選択すると使えるようになる。
5. 様々なブラシを利用する
deviantARTには、Gimp で使える様々なブラシがある。
- 気に入ったブラシのパターンを見つけたら、右側にある Download File よりファイルをダウンロード。
- 解凍したファイルの中にある .gbr ファイル をブラシのフォルダに入れる。
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