Core i7 の Turbo Boost を利用したオーバークロック (2013年2月5日) のつづき。
Core i7 860 の定格動作周波数は 2.80GHz。これに Turbo Boost を有効化し 3.6GHz で 2年ほど運用していた。
- Advanced
- Intel(R) SpeedStep(TM) Tech : Enabeld
- Intel(R) TurboMode tech : Enabled
ただし、これ以上どうしても動作周波数を上げることができなかった。理由は C-STATE を有効化していたから。C-STATE は CPU の省電力化を行うための設定。
省電力の設定をやめたら、BCLK Frequency を 180 に設定してもブルースクリーンで落ちなくなった。
- Advanced
- C1E Support: disabled
- Intel C-STATE: disabled
180 * 22 = 3960 。およそ 4GHz にオーバークロックしても問題なくなった。 ^^
C1E とは、DOS/V POWER REPORT | Impress Japan によると、
Intel CPUでCool'n'Quietに相当するのが、C1E(Enhanced HALT)ステート、EIST(Enhanced Intel SpeedStep Technology)である。
C1Eステートは、基本的にデスクトップPC向けの機能で、アイドル時のみクロックと電圧を下げる。また、EISTはデスクトップ/モバイル兼用の機能で、CPU負荷に応じてクロックと電圧を下げる。
C1EステートとEISTはアイドル時には同じ挙動を示すが、アイドル時とピーク時の中間の状態、CPU負荷が軽い状態では、C1Eステートではフルパワー、EISTでは負荷に応じた段階的な性能となる。…
C-STATE については、省電力機能 C ステートを有効無効にする を参照。
省電力のための設定は、以下を参照。
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