0. 目次
1. Make Link から、Easy Copy と FireLink に移行
a. Easy Copy で Ctrl + Q
ウェブページの「タイトル」と「URL」をコピーするために、Make Link 系のアドオン・拡張機能を利用してきた。
Make Link をキー入力で素早く呼び出す工夫をしているが、マウスやキーボードのホームポジションから手を離さなければならないので不満を感じていた。
それを解消するために Easy Copy を利用することにする。これからは、
Ctrl + Q キー
を押下するにより、ウェブページの「タイトル」または「選択文字列」と「URL」の組み合わせをコピーできる。
Make Link の開発は March 23, 2011 で止まっているが、Easy Copy の最新版は June 11, 2014 。Make Link よりも細かな設定ができる点も良い。
b. FireLink で Ctrl + C
ただし、Easy Copy では、ページの「タイトル」と「短縮URL」をテキストで得ることができない。これを補完するために、FireLink を併用する。FireLink では、
Ctrl + C キー
を押下することにより、「ページのタイトル」と「短縮URL」を得ることができる。
Easy Copy か FireLink のどちらかに絞りたかったが、Easy Copy は短縮URL に対応しておらず、FireLink は Make Link で言うところの HTML エンティティを使用できない。
2. Easy Copy の設定
a. ショートカットキーの変更
最初に、Easy Copy のショートカットキーを変更する。
デフォルトで用意されている、ウェブページの「タイトル」または「選択文字列」と「URL」の組み合わせをコピーする `Title Link’ のショートカットキーは Ctrl + Shift + Y 。これを
Ctrl + Q
に変える。⇒ Firefox の keyconfig でショートカットキーをカスタマイズ
Easy Copy :: Add-ons for Firefox によると、
Keyboard shortcuts are configurable with Keyconfig.
ただし、Easy Copy ではショートカットキーを変更できないことに注意。
b. 変数の意味
`Title Link’ の設定は、
- 右クリック > Easy Copy > Options > Templates
より、確認することができる。
`Title Link’ の Templates には、以下のように記載されている。
<a href="%url%">%title%</a>
利用できる変数は Variables を参照。
ここで使われている url と title 変数はコンテストによって意味が変わる。
ウェブページ中の文字列を選択していなければ、ページの URL とタイトルが指し示される。もし、文字列を選択していたら、その文字列と URL が指し示される。
`Type’ はコピーしたテキストを HTML エンティティとして扱うか、プレーンテキストで扱うか指定できる。
例えば、タイトルと URL をテキストとして得たい場合は、以下のように設定する。
- Name: Title と URL
- Template:
%title% %url%
- Type: text
- Template:
c. 文章の引用
Make Link で作成した 「文章を引用」する形式 を移行した。
- Name: Quote
- Template:
<a href="%page_url%">%page_title%</a> によると、
<blockquote>%selection%</blockquote> - Type: html
- Template:
- Name: Quote2
- Template:
<blockquote>
<p>%selection%</p>
<p>(<a href="%page_url%">%page_title%</a> より)</p>
</blockquote> - Type: html
- Template:
d. Google Spreadsheets の設定
同様に、Make Link で作成した Google スプレッドシートのリンク を移行した。
- Name: Google Spreadsheet
- Template: =hyperlink("%url%";"%title%")
- Type: html
- Name: Google Spreadsheet (Selection)
- Template: =hyperlink("%url%";"%selection%")
- Type: html
3. FireLink の設定
次に、FireLink の設定を行う。
FireLink では短縮 URL の機能のみ利用する。
New!! 短縮URLサービスの選択
短縮 URL として bit.ly を利用している。 settings | Bitly. The power of the link. より、Login:, API key を控えておき、下記の username と XXX を置き換える。
http://api.bit.ly/v3/shorten?format=txt&login=username&apiKey=XXX&longUrl&longUrl=%URL%
ページの適当な場所で、
- 右クリック > FireLink > 設定
を開き、フォーマットを short のみ設定する。
利用できる変数は FireLink - Variables を参照。
%text% %short%
Shortening service には、上記の URL を入力する。
これにより、一度、ページの適当な場所で、
- 右クリック > FireLink > (1) short
を選択すると、その後、
Ctrl + C
を押下するだけで、「ページのタイトル」と「短縮URL」をテキスト形式で得られるようになる。
追記(2015/3/16): Firefox でウェブページの「タイトル」と短縮 URL を得る Cutyfox URL Shortener に乗り換えた。
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