2014年10月4日土曜日

フォームに入力した文字数のカウント - Word Count Tool

1. 文字数をカウントしたい

EC サイトでレビューを投稿する際、文字数の制限に引っかかることがある。

例えば、楽天トラベルのレビューには、

情報の文字数は全角1000文字以内で入力してください。

SnapCrab_No-1534

という制約がある。

このような場合、予め文字数の上限を気にしながら、文章を書かなければならない。

 

2. LibreOffice で文字数をカウント

SnapCrab_No-1534

SnapCrab_No-1540これに対して、文字数をカウントするために LibreOffice Writer で下書きをする。

LibreOffice の画面下には、単語と文字数が表示される。

a. 改行は含まれない

ただし、表示される文字数は「改行」が含まれないことに注意。

上記の楽天トラベルでは改行も文字としてカウントされるため、複数の改行を含んだ状態で、1000 文字ギリギリまで書いてしまうとエラーとなる。

改行を文字数に含めてカウントしたい場合、

  • メニューより、ファイル > プロパティ > 統計

表示し、段落数を確認する。

SnapCrab_No-1536

この情報を利用して、以下を計算すれば良い。

改行を含む文字数 = 文字数 + (段落数 – 1)

 

b. 「段落内の改行」(段落を替えない改行) はカウントされる

ところで、Shift + Enter キーで入力する

「段落内の改行」(段落を替えない改行)

は文字数としてカウントされる。

以下の例では、「ほげ」「ぴよ」の後で Shift + Enter キーを押している。この場合、画面下の文字数が 8 となっていることに注目。

SnapCrab_No-1534

 

3. リアルタイム文字数カウント表示簡易エディタ

リアルタイム文字数カウント表示簡易エディタ を使えば、もっと簡単に文字数を数えられる。このエディタでは、「改行の数え方」を指定することができる。

画面右上にある

  • 1文字として数える

を選択することにより、上記の要求を満たせる。

SnapCrab_No-1535

 

4. ブラウザのアドオン・拡張機能 Word Count Tool

わざわざ文字を数えるためだけにアプリケーションを起動したくない場合、Word Count Tool を利用すると良い。このサイトでは、フォームに入力した文字数をカウントしてくれる。

このサイトでは、改行が1文字として扱われる。

SnapCrab_No-1537

 

a. ブラウザのアドオン・拡張機能

SnapCrab_No-1535Word Count Tool には、Firefox のアドオン、Google Chrome の拡張機能が提供されている。

これを利用すれば、フォームの入力中に「入力した文字を選択する」ことにより、文字数を知ることができる

Firefox の場合、数えたい文字列を選択し、

  • 右クリック > Word Count Tool > View word count statics

SnapCrab_No-1536

The Addon Bar (restored) を利用して Word Count Tool の情報を表示しておくと、文字列を選択するだけで済む。

SnapCrab_No-1551

Google Chrome の場合、文字列を選択し、右クリック > Word Count Tool を選択するとポップアップで情報を表示してくれる。

 

b. フォームに入力した文字を自動保存

長文を入力中にブラウザがクラッシュすると困るので、Word Count Tool を利用する場合、フォームに入力した内容を自動保存する Firefox の Form History Control を併用すると良い。

Google Chrome の場合は、Lazarus: Form Recovery - Chrome ウェブストア