1. VirtualBox 4.2.0 で USB を利用すると、スリープから復帰できない
VirtualBox に USB 機器を割り当てると、ホスト OS をスリープさせた後、復帰できない。
利用している VirtualBox バージョンは、
- VirtualBox 4.2 for Windows hosts x86/amd64
環境は Windows 7 64bit 。
具体的には、VirtualBox の Windows XP 上で USB 接続のTVチューナーを使った場合、ホストOS をスリープさせると、スリープから復帰できず、電源が切れた状態となる。
スリープから復帰できなくなるのは、VirtualBox で起動する OS, USB 機器の種類を問わなかった。
追記(2013-10-13): VirtualBox 4.2.18 ではスリープから復帰できるようになっていた。アップデートに問題がでた場合、以下を参照。
USB 機器を外すと、スリープできる
ただし、VirtualBox から USB 機器の割り当てを取り除くと、スリープから正常に復帰できる。USB 機器の割り当てを解除するには、VirtualBox のメニューより、
- デバイス > USBデバイス
において、利用している USB 機器 のチェックを外す。
2. VirtualBox 4.0.XX では問題ない
同じような現象が、以下で報告されており、
VirtualBox 4.0.XX を使えば、問題がないとのこと。
Download_Old_Builds – Oracle VM VirtualBox より、古いバージョンをダウンロードしてインストールした
- VirtualBox 4.0.16 (released Jan 11 2012)
- Windows hosts x86/AMD64
- Extension Pack All Platforms
これにより、上記の問題が解消された。
アップデートを無効にする
デフォルトでは、VirtualBox が定期的にアップデートを確認するので、これを無効にしておく。
VirtualBox のメニューより、
- ファイル > 環境設定... > アップデート
において、「アップデートを確認」のチェックを外していおいた。
3. その他
それにしても、USB 機器はデリケートだなぁ。
ちなみに、PC が落ちた原因をイベントビューアーで探ったけれど、よく分からなかった。
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