2012年10月12日金曜日

VirtualBox 4.2.0 で USB 機器を使うとスリープから復帰できないのでバージョン 4.0.XX を利用する

1. VirtualBox 4.2.0 で USB を利用すると、スリープから復帰できない

VirtualBox に USB 機器を割り当てると、ホスト OS をスリープさせた後、復帰できない。

利用している VirtualBox バージョンは、

環境は Windows 7 64bit 。

具体的には、VirtualBox の Windows XP 上で USB 接続のTVチューナーを使った場合、ホストOS をスリープさせると、スリープから復帰できず、電源が切れた状態となる。

スリープから復帰できなくなるのは、VirtualBox で起動する OS, USB 機器の種類を問わなかった。

追記(2013-10-13)VirtualBox 4.2.18 ではスリープから復帰できるようになっていた。アップデートに問題がでた場合、以下を参照。

 

USB 機器を外すと、スリープできる

ただし、VirtualBox から USB 機器の割り当てを取り除くと、スリープから正常に復帰できる。USB 機器の割り当てを解除するには、VirtualBox のメニューより、

  • デバイス > USBデバイス

において、利用している USB 機器 のチェックを外す。

SnapCrab_NoName_2012-10-12_2-0-49_No-00

 

2. VirtualBox 4.0.XX では問題ない

同じような現象が、以下で報告されており、

VirtualBox 4.0.XX を使えば、問題がないとのこと。

Download_Old_Builds – Oracle VM VirtualBox より、古いバージョンをダウンロードしてインストールした

これにより、上記の問題が解消された。

 

アップデートを無効にする

デフォルトでは、VirtualBox が定期的にアップデートを確認するので、これを無効にしておく。

VirtualBox のメニューより、

  • ファイル > 環境設定... > アップデート

において、「アップデートを確認」のチェックを外していおいた。

SnapCrab_Desktop_2012-11-12_9-10-10_No-00

 

3. その他

それにしても、USB 機器はデリケートだなぁ。

ちなみに、PC が落ちた原因をイベントビューアーで探ったけれど、よく分からなかった。