1. 接続先 PC を誤って操作することを防ぎたい
TeamViewer を使うと、PC をリモートから操作したり、画面の内容を見ることができる。
デフォルトでは、接続先の PC を操作するモード(フルアクセス)になっている。このため、誤って接続先の PC を操作してしまうことがある。
これを次のような設定に変更したい。
- 接続したときは、接続先 PC の画面を表示するだけで、接続先の PC を操作できない。
- リクエストを送った後、接続先の PC を操作できるようにする。
2. 【接続された側】フルアクセスで接続された場合、リモート入力を無効化にする
「フルアクセス」で接続された PC 側では、リモート入力を無効にすることができる。
接続された側の画面右下には、TeamViewer で接続されたときにウィンドウが表示される。その中の
- 「リモート入力の有効化/無効化」ボタン
をクリックすることにより、リモート入力を無効化できる。
3. 【接続する側】接続先の画面だけを表示する「デフォルト」の設定
a. 接続先の相手に許可を求める
- TeamViewer を起動し、メニューより「その他 > オプション」を選択する。
- 左側ニューにある「詳細」をクリックした後、「詳細オプションを表示」のボタンを押す。
- 「他のパソコンとの詳細な接続設定」の「アクセスコントロール」において、「表示」を選択する。
ただし、この方法では、接続先にアクセスするたびに許可が必要となる。
b. 接続先の許可を必要としない設定
接続先の許可を必要とせず、アクセスしたい場合は、同上の「アクセスコントロール」において
「カスタム設定」
を選択する。
「カスタム設定」の下にある「設定...」ボタンを押す。
表示されたダイアログで、
- リモート画面表示: 許可
- リモートコントロール: 確認後
c. 接続先ごとに設定する
接続するパートナーごとに、画質の設定をしたい場合は、
- 「コンピュータ&パートナー」ウィンドウに表示されているパートナーを右クリック > 「プロパティ」を選択。
- 「詳細」を選択
- 表示設定 > 画質 を選択する。
4. 【接続する側】接続する際に個別に設定する
追記(2013/02/11): 上記のようにデフォルトの接続設定をした後に、特定のコンピュータにフルアクセスしたい場合、次の手順で行う。
- 「コンピュータ&パートナー」を表示する。
- 接続先の相手をダブルクリックすると、「TeamViewerの認証」のダイアログが表示される。
- 「詳細」を表示し、「アクセスコントール」から「フルアクセス」を選んで接続する。
2コメント:
少しずれるかもしれないけど、質問させてください。
Teamviewerで以前遠隔操作をしたことがあります。会社から自宅へのPCの操作です。
今度は1台のPCでホストとゲストと役割分担をし、操作方法をデモしたいのです。ホストはWindowsでゲストはubuntuを使います。仮想マシンはVirtualboxは使います。
ただ、1台のPCなので2つのアカウントが作成できるかです。Teamviewer側としては1台のPCなのでIPアドレスは同じです。
こういうことは可能でしょうか。
試したことはないので分かりませんが、2つのアカウントを作成し、別々にログインすれば、できるのではないでしょうか?
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