2007年8月28日火曜日

SketchUp で部屋の模様替えをシミュレートする - 部屋の間取りを考えるために最適なツール

1. 部屋の間取りのために Google SketchUp を使う

部屋の模様替えをしたい。

ノートにフリーハンドで書くのには限度がある。家具を移動して考えることが難しい。画用紙の上で、縮尺を考えて、紙を切り貼りする方法は直感的だけれど手間がかかる。

PC で模様替えをシミュレートするには、Google SketchUp を使うと良い。

Google SketchUp は 3D モデルを作成するためのアプリケーション。部屋の模様替えなら、部屋を上から見た 2D モデルで事足りる。3D で考える必要はない。

 

2. 2D でセンチ単位で作業を行う

最初に、単位と 2D モデルで描く設定を行う。

  • メニューから Window > Preferences > Template

において、`Metric Centimeters-2D’ を選択する。

 

3. 部屋、家具を描く

正確な大きさを指定する

部屋や家具の大きさは正確にしてする必要がある。

  • メニューより、Rectangle (Draw > Rectangle) ツール

を選択し、部屋の大きさ、家具の大きさを描く。この際、

  1. 画面の任意の場所でクリック
  2. 数値を入力

という操作を行うと、正確に描画する図形の大きさを指定できる。

 

後で家具を移動するための描き方

例えば、部屋の隅に、机を置くことをシミュレートする場合。

はじめに部屋を表わす四角形を描く。次に、机を表す四角形描く。

このとき、はじめから部屋の形に、机を接触させて描くと、二つ図形が一つの図形になってしまう。そのため、机を移動させようとすると、部屋も動いて変形してしまう。この場合、壁にくっつけないで描くように気をつける。

 

4. 家具の配置を考える

描いた家具を移動するには、

  • メニューより、Move/Copy (Tools > Move) ツール

を使う。角度を変えるには、

  • メニューより、Rotate ( Tools > Rotate)

を選択する。

 

5. 3D から 2D の視点に戻すには

平面図から立体図の視点にするには、

  • メニューより、Orbit (Camera > Orbit) ツール

を利用する。再び、部屋を上から見た図にしたいときは、

  • Camera > Standard Views > Top

を選択する。

 

6. 作成の参考になる動画。

Youtube で SketchUp を使った動画が紹介されている。

あまりのすごさに唖然とするが、いろいろな基本的なテクニックの積み重ねであることが分かる。