- ⇒ SketchUp で部屋の模様替えを考える(2014/01/03)
1. 部屋の間取りのために Google SketchUp を使う
Google SketchUp via kwout
部屋の模様替えをしたい。
ノートにフリーハンドで書くのには限度がある。家具を移動して考えることが難しい。画用紙の上で、縮尺を考えて、紙を切り貼りする方法は直感的だけれど手間がかかる。
PC で模様替えをシミュレートするには、Google SketchUp を使うと良い。
Google SketchUp は 3D モデルを作成するためのアプリケーション。部屋の模様替えなら、部屋を上から見た 2D モデルで事足りる。3D で考える必要はない。
2. 2D でセンチ単位で作業を行う
最初に、単位と 2D モデルで描く設定を行う。
- メニューから Window > Preferences > Template
において、`Metric Centimeters-2D’ を選択する。
3. 部屋、家具を描く
正確な大きさを指定する
部屋や家具の大きさは正確にしてする必要がある。
- メニューより、Rectangle (Draw > Rectangle) ツール
を選択し、部屋の大きさ、家具の大きさを描く。この際、
- 画面の任意の場所でクリック
- 数値を入力
という操作を行うと、正確に描画する図形の大きさを指定できる。
後で家具を移動するための描き方
例えば、部屋の隅に、机を置くことをシミュレートする場合。
はじめに部屋を表わす四角形を描く。次に、机を表す四角形描く。
このとき、はじめから部屋の形に、机を接触させて描くと、二つ図形が一つの図形になってしまう。そのため、机を移動させようとすると、部屋も動いて変形してしまう。この場合、壁にくっつけないで描くように気をつける。
4. 家具の配置を考える
描いた家具を移動するには、
- メニューより、Move/Copy (Tools > Move) ツール
を使う。角度を変えるには、
- メニューより、Rotate ( Tools > Rotate)
を選択する。
5. 3D から 2D の視点に戻すには
平面図から立体図の視点にするには、
- メニューより、Orbit (Camera > Orbit) ツール
を利用する。再び、部屋を上から見た図にしたいときは、
- Camera > Standard Views > Top
を選択する。
6. 作成の参考になる動画。
Youtube で SketchUp を使った動画が紹介されている。
あまりのすごさに唖然とするが、いろいろな基本的なテクニックの積み重ねであることが分かる。