0. 目次
- 1. 無線が混線して、ネットが頻繁に切れる
- 2. ついにコミファ光でも 5GHz 帯を利用できるルータに交換してもらえる
- 3. ところで、2.4GHz と 5GHz 帯の違いとは?
- 4. 新しいルータ Aterm WH832A の効果は?
1. 無線が混線して、ネットが頻繁に切れる
もう限界。(+_+) 周囲の無線LAN が多すぎて、一日に数回から十数回ほどネットが切れる。
ルータのログを見ると、電波の干渉により、何度も自動的にチャンネルを変更している様子が伺える。
これまで、以下の設定でなんとか対応できていた。
しかし、以前と比べると家の周りにある 2.4GHz 帯のネットワークが増えてきている。最近では 5GHz 帯を利用している人もいるようだ。
2. ついにコミファ光でも 5GHz 帯を利用できるルータに交換してもらえる
コミュファ光にから貸与さているルータはAterm WH822N 。この機種は 2.4GHz 帯しか利用できない。そのため、5GHz 帯を利用できるルータのレンタルを待望していた。
これまで何度もコミュファ光に 5GHz 帯を利用できる機器への交換を打診していたが、「その予定はない」との回答ばかりだった。
諦めて自分でルータを購入するしかないかなと考えていたが、一縷の望みをかけて、@commufa_cs に問い合わせてみた。
@jutememo 何度もご不便をおかけして申し訳ありません!5GHz対応機器への交換は可能です。詳細は、お手数ですがコンタクトセンターへお問い合わせお願いいたします【0120-218-919】。メールでもご相談いただけます。http://t.co/ziQywps67G
— コミュファ光カスタマーサポート (@commufa_cs) 2015, 2月 12
やった!ついに来た。 ^^
3. ところで、2.4GHz と 5GHz 帯の違いとは?
2.4 GHz と 5GHz の違いは、以下の記事が参考になる。簡単に言えば、
- 2.4 GHz 帯は利用している機器が多く、チャンネルの間隔が狭いので干渉しやすい。
- これに対して、5GHz 帯は、利用している機器が少なく、チャンネルの間隔が広いので干渉しにくい。
- ただし、電波としては周波数が低いほど障害物に強い。
「5GHz帯無線LANルータ」導入のススメ:第1回 無線LANのもう1つのスペック──「5GHz帯」のメリットを改めて考察 (1/2) - ITmedia PC USER によると、
一般的に、無線通信における周波数帯は低い方が有利と言われる。電波は周波数が高いほど直進性が強くなり、障害物への浸透度が低く回折しにくくなるため、理論上では周波数が低い方が広く電波が届く傾向にある。
2.4GHz近辺の周波数帯はISMバンドと呼び、産業(Industry)、科学(Science)、医療(Medical)用途などに、一定出力以下であれば自由に使えるように解放されている。また、身近な機器では電子レンジ、PC向け機器ではBluetooth、ワイヤレスキーボードキーボード/マウス、独自規格のAV無線送受信ユニット、R/Cカーの操縦装置など、一般ユーザーの中でもかなり多くのカテゴリに渡って利用されている。つまり、 2.4GHz帯は広く使われ、ユーザーも多い。ほかの2.4GHz帯無線に影響される可能性が高いわけだ。
2.4GHz帯の無線LANでは、利用可能なチャネルとして1~14(このうち、IEEE802.11b専用が1チャネル)までのチャネルが準備されている。それぞれチャネルの間隔は5MHzで、1チャネルあたり約20MHz幅の帯域を利用する。
これを電波が重ならないよう(干渉しないよう)できるだけ多くチャネル割り当てるとなると、1/6/11(あるいは2/7/12、3/8/13)チャネルの3つしか存在しない(あとは4/9、5/10チャネルの2 つ)ことになる。さらにIEEE802.11nで40MHz幅の帯域を使用する倍速モード(デュアルチャネル)となると、2つしか確保できない。
5GHz帯の無線LANで利用する周波数は2.4GHz帯ほど広く開放されておらず、2.4GHz帯と比べるとほかの機器との電波干渉を受けにくい。…
2011年8月現在、5GHz帯無線LANは屋内利用専用の8チャネル、屋外でも利用可能な11チャネルの計19チャネルを使用できる。さらに5GHz帯は各チャネルの間隔が20MHzと2.4GHz帯より広めにとられているため、隣り合うチャネルを使っても重ならない。
また、40MHz幅を使うIEEE802.11nの倍速モードでも、重なるのは隣りのチャネルだけとなる。干渉しないよう工夫すれば最大9チャネルを同時に利用できる。
4. 新しいルータ Aterm WH832A の効果は?
新しく交換されたルータは Aterm WH832A。
- 部屋には AtermWR9500N を無線LANイーサネットコンバータとして利用。
- そこに、デスクトップPC とホテル用ルーターを有線で接続。
- ノートPC、タブレットはホテル用ルーターに接続。
受信レベルを調べたら、2.4GHz 帯と 5 GHz 帯でそれほど変わらない。
ただし、5GHz 帯は空いている。
そのため、接続が頻繁に切れる現象が全くなくなった。^^
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