0. 目次
1. 「最近使ったもの」から「いつも表示」に移動する
Windows 7 で目的のフォルダに素早く辿り着けるようにするために一番使う手段が「フォルダのピン留め」。ライブラリよりも利用頻度が高い。
使い方は、
- タスクバーにあるエクスプローラーのアイコンを右クリック
- 「最近使ったもの」にあるフォルダに表示されるピン留めのアイコンをクリック
- これにより、「いつも表示」に移動する。
分かりつづらい点は、どうしたら「最近使ったもの」にフォルダが表示されるか?ということ。
2. 対象フォルダの直下にあるファイルを開く
「最近使ったもの」にフォルダが表示される条件は、対象フォルダの直下にあるテキストや画像ファイルを開くこと。
ただし、ショートカットファイルは開いてもダメだった。
3. ファイルがない場合は、空のテキストを開くこと
a. GUI で操作
一番確実なのは、テキストファイルを開くこと。
もし、テキストファイルがなければ、対象フォルダ内に一時的に空のフォルダを作成して保存する。
一番手っ取り早い方法は、
- 対象フォルダ内で右クリック > 新規作成 > テキストドキュメント
を選択し、
作成された「新しいテキスト ドキュメント.txt」を開く。これにより、対象フォルダが「最近使ったもの」に表示される。
その後、ピン留めした後、「いつも表示」に移動したら、空のファイルを削除する。
b. コマンドプロンプトで操作
コマンドプロンプトに慣れている場合は、
- コマンド ウィンドウで対象フォルダを開く
- そして、次のコマンドを順に実行する。
- copy nul a.txt
- a.txt
これにより、空のファイル a.txt が作成され、メモ帳で開かれる。
Reread : Windows のコマンドプロンプトで空ファイルを作成する方法 によると、
UNIX 系でいう /dev/null を Windows では nul というファイル名で持っているので、この「絶対に内容が空のファイル」を出力して、その出力をファイルに保存するというもの。同じ理由で
copy nul 任意のファイル名
unix系の/dev/nullをwindowsで実現する « Tech « Laddy in
気をつけないといけないのは null ではなく nul のようです。
4. 「最近使ったもの」を削除するには
「最近使ったもの」を個別に削除するには、右クリックして「この一覧から削除(F)」を選ぶ。
Windows 7:タスク バー の設定と最近使った項目(ファイル)の調整または削除 - ホームズ備忘録 - MB-Support パソコン初心者のサポートページ によると、
「最近使ったもの」は、開いたファイルの履歴なので、起動する事も削除する事もできます。個別に削除するには、ファイルを右クリックして表示されたコンテキストメニューの「この一覧から削除(F)」をクリックします。
「最近使ったもの」の表示がおかしい場合、一度全て削除すると良い。
Windows7のタスクバー・ジャンプリストに「最近使ったもの」が表示されない場合の対処方法 によると、
エクスプローラーから以下システムフォルダへアクセスし、履歴ファイルを全て消去します。
該当フォルダ(2箇所)
%AppData%\Microsoft\Windows\Recent\CustomDestinations
%AppData%\Microsoft\Windows\Recent\AutomaticDestinations
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