0. 目次
- 1. PC が落ちてプロファイルが壊れた
- 2. アドオン FEBE で定期的にプロファイルをまるごとバックアップ
- 3. バックアップの設定例
- 4. スケジュール通りにバックアップできなかったとき
- 5. バックアップしたプロファイルを復元
- 6. プロファイルマネージャで復元したプロファイルをデフォルトに指定する
- 7. 設定をエクスポートしておく
1. PC が落ちてプロファイルが壊れた
Cyberfox を利用中に、部屋のブレーカーが落ちた。その後、PC を起動し、Cyberfox を立ち上げたら、フリーズしまくり。 (+_+) 恐らく、プロファイル情報が壊れてしまったようだ。
幸いにもブレーカーが落ちたときに Firefox は起動していなかったため無傷だった。
Firefox や Cyberfox にはアドオンをたくさんインストールしている。一から元の設定に戻すことは相当手間がかかる。 (@_@;
そこで、いざというときに備えて、プロファイルを定期的にバックアップすることにした。調子が悪くなったら、プロファイルをさっと 復元できるようにしておきたい。
2. アドオン FEBE で定期的にプロファイルをまるごとバックアップ
プロファイルをバックアップするには、アドオン FEBE を利用する。
FEBE を操作するには、
- Alt キーを押しメニューを表示 > ツール > FEBE …
または、ハンバーガーメニューボタン > カスタマイズ において、FEBE のアイコンを適当な位置に配置する。
3. バックアップの設定例
- 毎日 12:00 に定期的にバックアップする。
- ただし、バックアップしている際の進行状況と、その結果を通知しない。
- バックアップするプロファイルの上限は 7 つまで。
a. 設定の流れ
最初に `FEBE オプション’ を選択し、
「何を」「どこへ」「いつ」「どのように」してバックアップするか設定を行う。
b. 何をバックアップするのか
最初に「何を」をバックアップ対象にするか選択。
- `What to backup’ タブ > Backup type
において、「プロファイルのバックアップ」を選ぶ。
c. どこへバックアップするのか
次に「どこへ」バックアップを保存するか設定。
- `Where to backup’ タブにおいて、「バックアップの保存先」を指定。
- フォルダの名前にタイムスタンプを使用をチェック。
- バックアップするフォルダの最大数である `Maximum backup directories to keep’: を 7 とする。
d. いつバックアップするのか
`When to backup’ タブにおいて、バックアップする時間を設定。
- スケジュール
- 毎日
- 時刻 12:00
最後に「スケジュールを設定」ボタンを押す。
e. どのようにバックアップするのか
`How to backup’ において、バックアップ中に状況を通知されないようにした。
以下のチェックを外す。
- `Display progress window’
- `Display results page’
4. スケジュール通りにバックアップできなかったとき
もし、設定時間にバックアップできなかった場合 `FEBE message …’ として、
- Scheduled backup was skipped
と通知されるので、OK ボタンを押して、バックアップをする。
5. バックアップしたプロファイルを復元
もし、Firefox または Cyberfox が調子が悪くなったら、バックアップしたプロファイルを復元する。
FEBE より「プロファイル」を選択する。
その後、以下の手順で行う。
- 復元したいプロファイルを選択
- 新しいプロファイルを作成
- 復元を開始する
- 復元したプロファイルを起動するときのデフォルトプロファイルに指定する
a. 復元したいプロファイルを選択
最初に、プロファイル画面において `Select local backup to restore’ を押し、
バックアップ先には、プロファイルが保存された時点のフォルダ名が並んでいる。
復元した時点のフォルダを開き、プロファイルファイル(拡張子.fbu)を選ぶ。
b. 新しいプロファイルを作成
次に同画面で `Create new profile’ ボタンを押す。
`Create new profile’ にて、新規に作成するプロファイル名を入力し、`Create’ ボタンを押す。
これにより、バックアップしたプロファイルを復元する先であるプロファイルを作成できた。
c. 復元を開始する
新しく作ったプロファイルを選択し `Start profile restore’ ボタンを押す。
追記(2015/1/12): ただし、復元に時間がかかるときは、ダイアログ「警告: 応答のないスクリプト」が表示される。もし、このダイアログが表示されたら、「処理を続行」ボタンを押す。
復元が終わると、通知される。
6. プロファイルマネージャで復元したプロファイルをデフォルトに指定する
復元したプロファイルに切り替えるためには、一旦、アプリケーションを終了。
「ファイル名を指定して実行」 (Windows キー + R) し、
- Firefox の場合:
firefox.exe -p
- Cyberfox の場合:
- %PROGRAMFILES%\Cyberfox\ をエクスプローラーで開く
- Shift キーを押しながら右クリックして、「コマンドウィンドウをここで開く」
- コマンドウィンドウで `Cyberfox.exe –p’ を
を実行し、プロファイルマネージャを起動する。
プロファイルの一覧より、先ほど新しく作成し、復元したプロファイルを選択して、
- Firefox の場合: 「今後このプロファイルを使用する」にチェックを入れて、「Firefox を起動」ボタンを押す。
- Cyberfox の場合: `Use the selected profile without asking at startup’ にチェックを入れ、`Start Cyberfox’ ボタンを押す。
7. 設定をエクスポートしておく
追記(2015/3/10): 最後に設定をエクスポートしておく。
- Advanced > Tools > Export FEBE preferences をクリック
- 適当に Filename を付け、保存先を決める。
- Export ボタンを押す。
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- Firefox で「タブの保存と復元」に Session Manager - タブを復元できないときに備える: プロファイルを復元した後、復元前に開いていたタブを元に戻すために使う。
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