1. 複数のアプリケーションを開いていると気が散る
広い画面の PC を使い、複数のアプリケーションを利用していると、一つの作業に集中できない。
ブラウザとエディタを画面の中心に置き、左上には Twitter 専用アプリ。右隅には日付、時間、天気、PC の状態を表示するガジェットを配置。左下にはブラウザをもう一つ起動して、ラジオや動画を再生する。
この状態でブラウザで調べ物をしたり、エディタで文章を書いていると、周りのアプリケーションの変化が自然と目に飛び込んでくる。また、複数のウィンドウの重なりや、背後にあるアプリケーションの表示が気になる。
目の前のアプリケーションに集中したいのなら、作業しているウィンドウ以外のものを隠せば良い。Windows 7 の場合、エアロシェイクを利用する。しかし、この操作をするのは面倒。また、他のアプリケーションの状態を、現在行っている作業の邪魔にならない程度に把握したいという欲求もある。
そのためには、目の前のアクティブウィンドウに集中しやすい環境がほしい。
2. Ghoster で周囲を暗転する
Ghoster は、アクティブウィンドウ以外を暗くすることができるユーティリティ。
1 Hour Software by Skrommel - DonationCoder.com
ブラウザ上で写真を表示するときに、写真以外の領域を暗くするツールがある。
Ghoster はこのツールの動作に似ている。
周囲を暗転することにより、中心を浮き上がらせる。暗くした部分は、完全に見えなくするのではなく、何があるのか薄っすらと分かるエフェクト。
Ghoster の設定
Ghoster を起動すると、タスクトレイに常駐する。
デフォルトの設定では、暗転する領域が暗いので、少し明るくする。
を選択すると、設定ファイルが開かれる。
設定値の中で変更したのは、transparency の値のみ。
transparency=50
とした。
全てのウィンドウを隠した場合
タスクバーにあるデスクトップを表示するボタンを押した場合、タスクバーも消えてしまう。
この場合、
- Windows キー + D
を押すと元の状態に戻る。
3. シングルタスクで作業に集中
ほとんどの人は、複数のことを同時に行うと、パフォーマンスが低下する。
スマートフォンやタブレットのアプリが使いやすそうに見えるのは、できることが限られている上に、目の前のタスクに集中できるため。
Tumblr や Pinterest などのサービスが使いやすいのは、シンプルな UI で、目の前提示される情報が少なく集中できるから。
人にとって対象を認識しやすく、集中しやすい環境は、今後より進化しそうなのでこれからが楽しみ。
4. 仮想デスクトップとの併用
たくさんのアプリケーションを使う場合は、仮想デスクトップを併用すると良い。
仮想デスクトップは、作業ごとに画面を割り当てる使い方をする。
特定のアプリケーション専用の画面を用意すると、気が散ることがない。
1コメント:
このソフトウェア、正常に動作しないときが多いです。
アクティブになってるのに暗いままだったり、非アクティブのところが暗くならなかったり。
あまり出来の良いソフトウェアではないですね。
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