2012年4月4日水曜日

Widows 7 でパフォーマンス オプションを調整して動作を軽くする

1. Windows 7 も動作が重くなってきた

Windows 7 の動作がもたつくようになった。

Vista から Windows 7 へ乗り換えた当初の軽快感がない。スリープを繰り返すと、極端に遅くなる。そのため、定期的に再起動が必要。

常駐しているアプリケーションの数が多すぎるのだろうか?それとも、使えば使うほど遅くなるのが Windows の宿命なのだろうか?他の OS ではどうなんだろう?

Windows 7 における表示の綺麗さ、視認性の良さを犠牲にしても、パフォーマンスを優先することにした。

 

2. アニメーションを無効化

Windows 7 には、アニメーションを無効にする設定が用意されている。

Windows 7で不要なアニメーション効果を無効化して性能を向上させる - @IT によると、

まず[Windows]+[U]キーを押すか、[コントロール パネル]の[コンピューターの簡単操作センター]をクリックして、[コンピューターの簡単操作センター]を起動する。次に、画面をスクロールして、一番下の[コンピューターでの作業に集中しやすくします]をクリックする。

[コントロール パネル]の[コンピューターの簡単操作センター]をクリックして、[コンピューターの簡単操作センター]を起動する。画面をスクロールして、一番下の[コンピューターでの作業に集中しやすくします]をクリックする。

[コンピューターでの作業に集中しやすくします]が開くので、一番下の方までスクロールして「時間制限と明滅画像を調整します」の[必要のないアニメーションは無効にします]にチェックを入れる。これで、アニメーション効果が無効化される。

 

3. パフォーマンス オプションで動作を軽くする

img_0113上記では不十分だったので、スタートメニューより、

パフォーマンス 調整

で検索。

  • 「Windows のデザインとパフォーマンスの調整」

を起動する。もしくは、

  • コンピュータのプロパティ > システムの詳細設定 >  パフォーマンス の設定
  • コントロールパネル > システムとセキュリティ > システム > システムの詳細設定 > パフォーマンス > 設定

「視覚効果」において「カスタム」を選択。

 

a. チェックを付けておく項目

Windows Vista でパフォーマンスの設定を行ったときは、以下の4項目だけチェックを付けた。

  1. アイコンの代わりに縮小版を表示する
  2. ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する
  3. スクリーン フォントの縁を滑らかにする
  4. ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する

Windows 7 では、これに加え、以下の 3 項目もチェックした。

  1. Aero プレビューを有効にする
  2. デスクトップ コンポジションを有効にする。
  3. デスクトップのアイコン名に影をつける

理由は、タスクバーのプレビュー表示を確認しながら、アプリケーションを切り替えたいため。

img_0111

img_0112

ただし、上記の設定では、ウィンドウの重なり具合が立体的に表現されないので、全体の視認性が落ちる。我慢出来ないときは、

  • ウィンドウの下に影を表示する

をチェックしたほうが良い。

ウィンドウの下に影を付けない場合は、ウィンドウ の枠を太くしてマウスでつかみやすくしておくと良い。

自分の好みは、

  1. ウィンドウに影を付けず、
  2. ウィンドウの枠の透明感を有効にする

設定。この状態が視認性が良い。

SnapCrab_No-0881

 

b. Aero プレビューを有効にすると、ガジェットをすぐに見ることが出来る

プレビュー - Windows 7 の機能 - Microsoft Windows とは

Aero プレビューを使えば、開いているウィンドウが透過され、Windows 7 デスクトップを見ることができます。タスク バーの右端をポイントすると、開いていたウィンドウが透明になり、隠れていたアイコンやガジェットが現れます

隠れていたウィンドウを表示させるには、タスク バー内のサムネイルをポイントします。そうすると、デスクトップにはそのウィンドウだけが表示されます。

  • Windows キー + Space キー

により、ウィンドウが透過して、デスクトップが表示される。長らくこの機能は、何のためにあるのか不思議だった。この操作が便利なのは、ウィンドウは透過されるが、ガジェットの表示は透過されないこと。今更ながら、気がついた。 ^^;

 

c. マウスの影をなくすと、マウスで細かい動きが出来る

「マウスポインターの下に影を表示する」

のチェックを外すと、マウスで細かい動作を行うことができるようになった。影があるときとないときでは、マウスポインタの動きに差がある。

 

4. その他、高速化のためのユーティリティを併用する

その他、Vista と同様に、ユーティリティを使う。

  1. Comfortable PC で動作を軽くするための各種設定。 ただし、このアプリケーションを使う前に、OS で復元ポイントを作っておくこと。
  2. Soluto で起動時間を短縮。
  3. Process Lasso でアプリケーションの優先度を調整。
    1. プロセスの優先度を管理
    2. CPU の平均使用率の高いプロセスの優先度を下げてレスポンスを良くする