1. 長い目で見て、デフォルトの設定がベスト
最近、また、Firefox の動作が重い。起動直後はサクサク動くけれど、しばらくすると CPU の使用率とメモリの使用量が異常に高くなる。
これまで以下の対策をしたけれど、一時的な効果しか得られなかった。
別の対策として、Configuration Mania で行った設定をリセットした。その結果、デフォルトの設定の方が長い目で見て快適だと分かった。
2. Configuration Mania の設定をデフォルトに戻した
リセットしたのは、Configuration Mania における「ブラウザ」に関する設定。
リセットする前は、Firefox の動きが鈍くなったときに、Process Lasso でプロセスを確認すると、CPU の平均使用率は 30% ~ 40%、メモリ使用量は 1G ~ 2G だった。この状態では、再起動しないと遅くて使いものにならない。
Configuration Mania の設定より、「ブラウザ」タブにおいて「標準に戻す」ボタンを押し、デフォルトの値に戻した。これまで「ブラウザ」に関する設定をした覚えはあるけれど、どこを変更したかまでは覚えていない。
デフォルトに戻したことにより、メモリ使用量の増え方がゆっくりとなり、長時間起動していても、それほど動きが鈍くならなくなった。CPU の平均使用率も、高くても数%くらいに激減した。
再設定した項目
ただし、タブプレビューの設定と、アニメーションの設定だけは再設定した。(上図の青い点線で囲まれたところ)
- ブラウザ
- タブブラウジング
- 「タブのプレビュー表示」の以下の項目にチェックを付ける。
- タブの一覧表示
- Ctrl+TAB
-
- 「アニメーション」の以下の項目のチェックを外す。
- タブの開閉
- タブグループ(Panorama)
-
-
-
Tab Mix Plus
Tab Mix Plus の設定も変更されてしまったので、元に戻しておく。
- イベント > 新しいタブ
の「他のタブを現在のタブの直後に開く」
「現在のタブに関連する場合のみ」
のチェックを外す。
3. メモリ使用量における用語について
タスクマネージャや、Process Lasso に表示される、メモリ使用量の「ワーキングセット」「コミットサイズ」の意味は、
メモリ管理と重要なメモリ測定値について理解する によると、
ワーキング セット: 現在プロセスで使用されているメモリの量を定義する用語です。プライベート ワーキング セットとは、特定のプロセス専用のメモリ量で、他のプログラムで使用することはできません。共有可能なワーキング セットは、物理 RAM が不足し始めた場合に使用できます。ピーク ワーキング セットは、このプロセスの現在のインスタンスで記録された最大値です。
コミット チャージ (コミット サイズ): 現在のセッションのプログラムで操作している (コミットしている) 仮想メモリの合計です。これには、物理メモリから、ディスクが割り当てられたページ ファイルにページアウトされたメモリも含まれます。タスク マネージャーの [パフォーマンス] タブの [メモリ] と [物理メモリ] のカウンターには、すべてのプロセスとカーネルに関するこの値の合計が表示されます。コミット チャージの上限は、物理 RAM と使用可能なページ ファイル (つまり、仮想メモリの最大値) の合計です。
4. 高速化したい場合は、RAMディスクを使う
どうしても高速化したい場合は、RAM ディスクを使うようにしたほうが良い。
お手軽に高速化したい場合、Fasterfox Lite を使う。Configuration Mania をインストールしている場合、以下の項目を設定する。
- ブラウザ
- 描画/レタリング
-
- HTTP ネットワーク
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