1. 鍋ではなくて、楽器だった
とあるお店で食事をしていたら、外人の客の一人が UFO のような形をした奇妙なものを取り出した。あぐらをかき、ひざの上にその金属製の土鍋のようなものを置く。
何か食事をすることと関係があるのかと見ていたら、突然その円形の上を軽やかに手が舞った。スチールドラムのような柔らかくて、丸みのある深い澄んだ音色。奇妙な形とは対照的な民族的なミニマルなリズムと旋律。 体の奥にまで響く重厚なサウンド。
2. カイサドラムとハングドラムの違い
家に帰り調べてみると、良く似た形の楽器が紹介されていた。
ハンドスチールドラムの販売 - 商品 - カイサドラム によると、
カイサという今年2008年に発表されたばかりの新しい楽器です。膝の上に乗せたりスタンドに取りつけて演奏します。円盤にぐるりと等間隔にならんだ凹みを素手で叩くとコーンコーンと、カリブのスチールドラムのような東南アジアのガムランのような音がします。五音階、バリ島音階など、音階によってずいぶん違う雰囲気になります。
Hang Drumに似たハンドスティールドラム : Caisa Drum:■ 音楽方丈記 ■
Hang Drum (ハングドラム)に似ていますが構造が少し違っていて使われるのは表側のドームだけで、木製(または金属)の底面と6箇所のワイヤーで繋がって固定されています。
動画を検索してみると、非常に美しい音色が奏でられている。
Caisa from Josue Arias on Vimeo.
YouTube - "Caisa drum" で他にもいくつか動画を見ることができる。
また、上記ハングドラムについても調べてみると、カイサドラムより硬質な音色がするようだ。
生で演奏をしていた人も割と簡単そうに演奏していたので、自分でもできそうに思えるけれど、結構難しいんだろうなぁ。
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