2009年4月13日月曜日

GA-MA78GM-S2H の BIOS を F7 にアップデート

メモリを増設したことによって、アプリケーションの切り替えはスムーズに行くようになった。メモリ使用量が 2G を超えてもサクサク動くから快適ぃ~と思っていたのも束の間。あぁ、人間の慣れというものが恨めしい。メモリがボトルネックになっていたのが、今度は CPU の処理能力が気になるように。最近は気温も徐々に上昇し、また熱対策の季節がすぐそこまで来ているのを感じる。 (@_@;) このままオーバークロックした状態では持たないだろうなぁ。 (+_+)

 

Phenom II X3 720 Black Edition

自作 PC 関係のニュースを読まなくなってしばらく経つが、最近の AMD はどうなんだろう? 組んだときは Phenom いいなぁ~と思いつつ、値段は高いし、発熱量は多いし、何だかエラーがどうのこうのという話があったので、廉価な AMD Athlon 64 X2 Dual-Core 5000+ Black Edition を選んだ。今はどの CPU が売れているのだろうかと検索してみたら、AMD Phenom II がいいらしい。

 

古田雄介のアキバPickUp!:「全然微妙じゃなかった」――Phenom II X3が大ヒット中 (1/4) - ITmedia +D PC USER によると、

Phenom II X3 720 Black Editionは2.8GHzで動作するトリプルコアCPUで、6MバイトのL3キャッシュを搭載している。登場当初は「動作クロック倍率可変の Black Editionといえども、しょせんはトリプルコア。やはりクアッドコアを待つユーザーが多い」(TSUKUMO eX.)などのコメントが多く、ヒットとはほど遠い状況だった。

そこから一転して大ブレイクとなったのは、ある情報が広まったことがきっかけだ。パソコンショップ・アークは「Phenom II X3はもともとクアッドコア構成なのを1コア無効にしているだけなんです。それでBIOS設定を少しいじるだけで1コア復活できるという情報が流れ、いきなり飛ぶように売れ始めました」と語る。

AMD Phenom II X3 720 Black Edition BOX 評価・レビュー [coneco.net] を見ても評価が高い。

 

BIOS とマザーボードのリビジョン

値段もそこそこなので CPU 変えるならこれだなぁ~と思っても、果たして自分のマザーボードは対応しているのだろうかとチェック。ギガバイト - サポート - マザーボード - CPUサポートリスト - GA-MA78GM-S2H (rev.1.0) を見ると、BIOS を `F7’ にすれば対応できるようだ。

ちなみにこのマザーボード、以下のようにリビジョンがあり、

【AMD780】GIGABYTE GA-MA78GM-S2H Part6 によると、

78GM-S2H Rev1.0 VRM3+1 125Wまで対応、基本モデル
78GM-S2H Rev1.1 ヒートシンク変更&IGPファンpin追加
78GM-S2H Rev2.0 VRM4+1に強化140W対応,DualBIOS対応

はじめて組んだ自作 PC だったので、同じマザーボードでもこういう違いがあるというのは知らなかった。 (@_@;)

 

BIOS の更新はちょっと…

ところで、BIOS のアップデート作業をしたことない。そもそも自分のはバージョンがいくつなのだろうかと CPU-Z で調べてみると `F3’ だった。BIOS のアップデートと言うと、フロッピーを使い、もし失敗したら大変なことになるというイメージがあったので、これまでずっと二の足を踏んでいた。しかし、ATI のドライバを更新したら PC の動きが良くなったし、いつかは Phenom に交換したいなぁ~という思いから、BIOS のアップデートを試してみることにした。最悪起動しなくなったときの場合を考えてバックアップ等をしないといけないだろうけれど、ちょっと面倒なのでパス。 ^^; いちかばちかでやってやる。

 

USB メモリを使って BIOS の更新

アップデートの方法は「GIGABYTEマザーのBIOSアップデート方法 (Q-FLASH使用text) :: B Stage BLOG」の説明が丁寧でわかりやすかった。ここではじめて USB メモリ を使ってアップデートできることを知る。マザーボードに付属していた説明書の「4-2 BIOS Update Utilities」(p64) を確認すると、

Extract the file and save the new BIOS file (…) to your floppy disk, USB flash drive, or hard drive.

これならお手軽にできそうだ。 ^^

 

ギガバイト - サポート - マザーボード - BIOS -(rev.1.0) を見ると、最新の BIOS は `F8a’ となっているが、最後の小文字の `a’ が気になるので、一つ前の `F7’ を適用することにした。

ダウンロードしたものを解凍し、USB メモリに入れたら PC を再起動して BIOS 画面に入る。F8 キーを押して Q-Flash を起動し、Update BIOS from Drive > HDD 1-0 を選んだら USB メモリに入れたアップデート ファイル が表示された。

DSC02302

後は指示に従っているとアップデートが進み、

DSC02303

トラブルもなく、拍子抜けするほど簡単に終了。

 

確認

CPU-Z で確認してみると、BIOS のバージョンが F7 に変わったことがわかる。

090413-001

 

Chipset driver

ところで、BIOS のアップデートの履歴を見ると `F4’ において

* For F4 BIOS, please also update the AMD Chipset driver to version 8.470 or later.

これも必要なのかな?と思いインストールしてみた。そうしたら、以前と同じように Firefox の描画がもたつくようになったので、再度 ATI Catalyst 9.4 にアップデート しなおした。