2008年10月2日木曜日

AutoHotkey で Hello, world!

AutoHotkey のダウンロードとインストール

AutoHotkey Download より、AutoHotkey をダウンロードしてインストール。

追記 (2011.3.22) : AutoHotkey - Wikipedia によると、

As of October 10, 2010, the author has stated that AutoHotkey_L has become the ongoing development of AutoHotkey and this has been placed in the download section on the website.

とのことなので、Installer for AutoHotkey_L の方を使うようにした。

 

Hello world をダイアログに表示

テキストエディタで、以下のように記述。

MsgBox "Hello, world!"

ファイル名に `hello.ahk’ と名前を付けて保存。ファイルの拡張子を

.ahk

とすることにより AutoHotkey のスクリプトであることを示す。

コマンドや変数は大文字・小文字を区別しないことに注意。

用意されているコマンドは、

を参照。

 

実行方法

上記で作成した hello.ahk をダブルクリックして実行。以下のようなダイアログが表示される。

081002-003

ダイアログが表示されている間は、タスクトレイに AutoHotKey のアイコン 081002-002 表示されている。終了と共に消える。

 

ホットキーで Hello world

次に、Ctrl + H をキーボードから入力することにより、”Hello, world!” と出力されるように変更する。

^H::MsgBox "Hello, world!"

「ホットキー::コマンド」

という形式によって、ホットキーを押したときにスクリプトが実行されるようになる。`^’ はコントロールを表わす。

 

ホットキーによる実行

先ほどと同じようにファイル `hello.ahk’ をダブルクリック。今度はすぐにダイアログが表示されないが、タスクトレイに AutoHotKey のアイコン 081002-002 表示されている。

この状態で `Ctrl + H’ を押すと、`Hello, world’ のダイアログが表示される。

タスクトレイに AutoHotKey のアイコンが表示されている間は、このキーボードの入力が有効になっている。終了させるには、アイコン 081002-002  を右クリック > Exit を選択する。

 

ホットキーで複数の文を実行

追記 (2011.3.22) : 複数の文に対して、ホットキーを付けたい場合は、AutoHotkey Tutorial: Macro and Hotkey Creation によると、

To have more than one command executed by a hotkey, put the first line beneath the hotkey definition and make the last line a return.

つまり、以下のような形式となる。

ホットキーの設定

実行したい文

return

先ほどの Hello world の後に hoge, piyo, fuga とダイアログを表示させたい場合は、

^H::
MsgBox "Hello, world!"
MsgBox "hoge"
MsgBox "piyo"
MsgBox "fuga"
return

 

参考