1. フォントの装飾だけ取り除きたい
Google Sites は、Google ドキュメントのように文字に色を付けたり、サイズを変更することが簡単にできる。
しかし、お手軽さが災いし、文字の装飾を繰り返すと、元の状態に戻したくても修正するのが面倒になる。(+_+)
メニューより、
「書式 > 書式をクリア」
により、文字の装飾を削除することはできる。しかし、「見出し」や「リスト」を適用した段落設定も消えてしまう。
2. エディタを使い正規表現で一括削除
Google Site では、ツールバーの右端にある
- 「HTML ソースを編集」ボタン
を選択し、フォントの装飾情報を直接削除することができる。しかし、一々手作業で削除するのは気が遠くなる。そこで、正規表現で文字列を置換できるエディタを使い、フォント情報を削除することにした。
ここではエディタとして Aptana を利用する。
a. Firefox のアドオン It’s All Text! で HTML を編集
Firefox のアドオン It's All Text! を使うと、ブラウザのテキストエリアをエディタで編集できる。
It's All Text! をインストールし、エディタを Aptana に設定した。
次に、Google Sites で、メニューボタンの右端にある HTML を編集するボタンをクリック。
It’s All Text! がインストールされていると、右端に「編集」ボタンが表示される。これを右クリックし、
「.html」として編集
を選択する。
b. 正規表現で置換
Aptana で編集対象の HTML が開かれたら、メニューより
- Edit > Find/Replace
を選択する (Ctrl + F)。
ダイアログの Options で Regular expressions にチェックを入れる。
例えば、 HTML における style 属性と Font タグを削除したいとする。
style 属性を正規表現で指定するには、
Font タグを指定するには、style=(.+?)"
<font(.+?)>|</font>
- cf. JavaScript で正規表現 の最左最短一致, Eclipse で正規表現によるテキストの置換
よって、Find: フィールドには
style=(.+?)"|<font(.+?)>|</font>
と指定すれば良い。Replace With: フィールドは空にしておく。
後は、Replace/Find ボタンで確認しながら除去する。
ついでに、メニューより Edit > Format を適用しておくと、見やすくなる。
Aptana で編集したファイルを保存し、Google Site に戻り、HTML が更新されたのを確認したら、更新ボタンを押す。
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