ご飯がまずい (+_+)
どうも最近実家のご飯の味が今一。稲作地方でないにも関わらず両親は割と米の味にこだわり、アイガモ農法をしている農家から直接購入する。ただし、完全に農薬を使わないものだと値段が高いので、同じ農家の中で低農薬で作っている米を買う。
はじめて食べたときは「米粒の味が上手いなぁ~ ^^」と思った。冷めても結構いける。しかし、今は季節的に米が新鮮でないことを差し引いても何かどこかおかしい。旨味が少なく、べしゃっとしている。母曰く「あんたの舌がおかしいんじゃないの?」との言に納得が行かず、釜を調べてみたら銅がはがれている部分があることが判明。この炊飯器、既に 7、8 年は使っているので寿命と考えてもいいだろう。当時と比べたら今は技術も進歩しているに違いないので、新しいものを購入することに家族一同同意した。
三洋・三菱強し
価格.com - 炊飯器 売れ筋ランキング を見ると、圧倒的に三洋と三菱の製品が強い。しかし、三洋と言えば数年前に通販で高い評価を得ていた炊飯機を購入したら、どうにもご飯の味が不味くて使わなくなり、家族みんな三洋アレルギー。そのときはすぐにナショナルの炊飯器に買い換えた。「価格.com では三洋が高い評価を得ているよ」と伝えても、「三洋はダメ!」と。
三菱 NJ-XS10J
それならばと思い考えたのが、三菱電機 NJ-XS10J 。買い換えるとなったら母も気が早いもので、パンフレットを電器店にもらいに行き、その中で一番目に留ったのがこの製品だった。デザインが炊飯器っぽくないところと、蒸気が出ないところが気にいったらしい。これに決めようかと思ったけれど、ランキング 1 位の三洋が気になり三菱と比較しているレビューをチェック。
価格.com - 三菱電機 NJ-XS10J ユーザーレビュー・評価 によると、
「★味
炊きあがりはとてもしゃっきりしています。
XP1000 (補足: 三洋の炊飯器) と比べるとその食感の違いは歴然です。
(普段はコシヒカリを炊いてます)
XP1000は圧力IHのためもちっと炊き上がるので違うのは当然なのですが、圧力をかけないXP1000のすし・カレーモードで炊いたときよりもさらにしゃっきりしています。」(補足は引用者による)
自分は固めのご飯が好きなのだけれど、両親共に柔らかめが好き。勧めるなら三洋の方かなと考えが傾いた。
三洋 ECJ-XP1000
ところで、米と言えば新潟の新潟人に言わせれば、「そんなの当然土鍋が一番上手い」そうだ。
この点、三洋の開発者のこだわりを読むと、
「おいしさへの追求は、はてなき課題だ。そこで注目したのが昔ながらの「かまど」の炊き方だった。「かまど」炊きがおいしいのは、お米の旨みそのものである「おねば」が薪の強火で大量につくられるから。「おねば」とは先に述べたお米のα化のことだ。お米の粘りと甘みが引き出されたデンプンがごはんを包み込むので、外側はツヤツヤ、ほどよく粘りがあって中はふっくらとしたおいしいごはんが生まれる。…
開発スタッフたちは280mlも入る「うまみタンク」を導入し、沸騰しても外へ噴き出さない構造を作った。「おねば」は釜内で沸騰した時には蒸気と一緒に出てくるが、余分な蒸気は別の通路をつくって排出し、「おねば」だけを「うまみタンク」に溜めることにした。そしてタンクに溜められた「おねば」は蒸らしの段階で戻され、ごはん一粒一粒をくるむので、ツヤツヤで中はふっくらとしたごはんが炊きあがる。」
(ついにかまど炊きの味を超えた?! より)
なるほど粘りが重要なのかぁ。(@_@) しかも、おねばをキャッチするタンクもでかい。新潟人も上記を読んで納得。
自分一人なら三菱を選んだかもしれないが、やはり三洋にすることにした。
今までと全然味が違う
早速米を炊いて食べたら、今までと全く味が違った。とにかく甘いの一言。同じ米とは思えない。 ^^ これなら、ワンランク下の米でおいしく頂けるのでは?と思えるほど。正直炊飯器を変えるだけでこれほど米の味が変わるとは想像してなかった。
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