2016年5月11日水曜日

Firefox の高速ダウンローダー DownThemAll! をデフォルトのダウンローダーの動作に近づける

1. DownThemAll! を内蔵のダウンローダーの代わりに使う

ブラウザでファイルをダウンロードする際、ネットワークの速度向上に伴い、専用のダウンローダーの必要性は低くなっている。それでも、サイズの大きなファイルをダウンロードする際に、少しでも待たされる時間を短縮したい。

SnapCrab_NoName_2016-5-10_1-41-54_No-00Firefox のダウンローダーで定番と言えば、

DownThemAll!

DownThemAll はダウンロードマネージャー上からダウンロードを制御できます: アクセラレーションを使用して 4x の速さでダウンロードすることや、ダウンロードの一時停止と再開も行えます。

ただし、デフォルトの設定では、Firefox に組込まれているダウンローダーの挙動と違うので戸惑う。

 

2. ダウンロードした履歴を残す

そこで、できるだけ Firefox のデフォルトのダウンローダーの動作に近づけることにした。

最初に、ダウンロードしたファイルの履歴が残るように、

  • DownThemAll! の設定 > プライバシー > 完了したダウンロードを削除

のチェックを外した。

SnapCrab_DownThemAll! の設定_2016-5-4_2-45-38_No-00

 

3. ワンクリックでダウンロードできるようにする

次に、DownThemAll! では、ファイルを保存する際、Firefox のフォルトのダイアログが表示された後、DownThemAll! を利用する選択を行った後、再度、ダウンロード対象に追加するかダイアログで尋ねられる。

この二度手間が面倒なので、ワンクリックでダウンロード対象になるように設定する。

  • DownThemAll! の設定 > 操作 > ツールメニュー > dTa OneClick!

にチェックを入れる。

SnapCrab_DownThemAll! の設定_2016-5-4_2-45-33_No-00

一度、任意のファイルをダウンロードし、保存するためのダイアログが表示されたら、

  • dTa OneClick!

を選択し、「今後この種類のファイルは同様に処理する」にチェックを入れた。

SnapCrab_minimal-analog-clock_10rmskin を開く_2016-5-4_2-46-21_No-00

 

4. DownThemlAll! マネージャを表示するボタンを配置

最後に、ダウンロードしたファイルの一覧を表示するためのボタンをツールバーに配置。

  • ハンバーガメニュー > カスタマイズ

より、以下のアイコンを探し、ツールバーに置く。

SnapCrab_アドオンマネージャ - Mozilla Firefox_2016-5-11_12-54-5_No-00

2016年5月8日日曜日

Google Chrome で特定用途に向けに必要最低限の拡張機能セットを持つユーザーを作成し、サクサクした動作を保つ

1. もっさりとしてきた Google Chrome

SnapCrab_Chrome ウェブストア - 拡張機能 - Google Chrome_2016-5-4_3-4-5_No-00 Google Chrome も拡張機能をたくさんインストールすると、レスポンスが悪くなる。これは Firefox のアドオンと同じく、便利さを追求する代償としての宿命。。(+_+)

ところで、Google Chrome は Google ドライブと相性が良い。そのため、Google ドキュメントで長文を書く際、Firefox よりも Google Chrome を使うことが多い。

当初、Google Chrome のレスポンスは良かった。しかし、前述の通り、カスタマイズに凝るようになったら、動作が緩慢になってしまった。(+_+)

 

2. 最小構成の Google Chrome ユーザーを作成する

通常、(1) Google Chrome にログインする Google アカウントと、(2) Google ドライブにログインするユーザーは同じ。

SnapCrab_設定 - Google Chrome_2016-5-8_11-31-49_No-00これに対して、Google Chrome の`メインユーザー’ (XXXXX@gmail.com) とは別に、「Google ドキュメントを利用するための専用ユーザー」を作り、必要最小限の 拡張機能だけインストールした。

  • Google Chrome の設定(ハンバーガーメニュー) > 設定 より、「ユーザーを追加」。

このとき、必要最小限の拡張機能セットをいつでも再現できるようにするため、`メインユーザー’のアカウントとは異なる、下記のように覚えやすい  Google アカウントを新たに作成し、当該アカウントを用いて Google Chrome のアカウントにログインし、拡張機能を同期した。

  • XXXXXsuperlight@gmail.com

 

問題

しかし、この場合、上記アカウントで Google Chrome にログインすると、当然ながら、Google ドキュメントにアクセスしたとき、`メインユーザー’とは別の上記 Google アカウントでログインされることになる。

そのため、`メインユーザー’の Google アカウントで、文書を作成したくてもできない。

 

3. Google Chrome へのログインと、Google アカウントへのログインを分ける

SnapCrab_NoName_2016-5-2_15-27-26_No-00そこで、Google Chrome 自体へのログインは 、上記 XXXXXsuperlight@gmail.com としておきながら、Google アカウトに`メインユーザー’を追加して運用することにした。

  1. 別アカウントの追加は、Google サービスの画面右上にある自分のアイコンをクリック。
  2. 「アカウント」を追加ボタンを押す。

これにより、追加した`メインユーザー’として、Google ドライブにログインすれば、サクサクと動作する Google Chrome 上で、Google ドキュメントを快適に利用できる。^^

SnapCrab_NoName_2016-5-2_15-27-0_No-00

2016年5月5日木曜日

Google Chrome でアドレスバーから検索する代わりに拡張機能 SearchBar を利用する

1. アドレスバーを利用しないで検索をしたい

SnapCrab_NoName_2016-5-5_15-4-6_No-00Google Chrome のアドレスバーは検索ボックスとして利用できる。これが突然、日本語入力の変換を受け付けなくなってしまった。(+_+)

  • Google Chrome の バージョンは 50.0.2661.94m

そこで、拡張機能 SearchBar を代替として利用することにした。

インストールすると、拡張機能上にアイコン SnapCrab_NoName_2016-5-5_14-59-12_No-00 が表示される。クリックすると、検索フィールドが表示される。

SnapCrab_NoName_2016-5-5_15-20-7_No-00

なお、検索したい単語を選択し、SearchBar を起動すると、自動的に検索フィールドに入力される。

追記(2016-05-05): 上記の Google Chrome での不具合は、Dexpot で Windows class に応じて、特定の画面へ送るルールを作成 したことによって生じたことが分かった。具体的には、Google アプリを独立したウィンドウとして起動する設定を行った後、調子が悪くなった。

SnapCrab_Desktop Rules - Dexpot_2016-5-5_20-18-51_No-00

 

2. ショートカットキー

a. 検索フィールドの表示

検索フィールドを表示するためのショートカットキーはデフォルトで F4 が割り当てられている。

  • SearchBar 拡張機能を右クリック > オプション > Advanced settings > Show SearchBar when I press this key combination:

において、カスタマイズ可能。

SnapCrab_NoName_2016-5-5_14-51-24_No-00

 

b. 検索結果を表示するためのショートカットキー

デフォルトでは、アクティブになっているタブで検索結果が表示される。

この動作は、以下の場所に記載されている。

  • SearchBar 拡張機能を右クリック > オプション > Advanced settings > Features

なお、バックグラウンドで検索結果を表示したい場合は、検索対象の単語を入力した後、

  • Ctrl キーを押しながら、Enter を押す。

フォアグラウンドで検索結果を表示したい場合は、検索対象の単語を入力した後、

  • Ctrl + Shift キーを押しながら、Enter を押す。

2016年5月2日月曜日

タスクバーに Google Chrome の特定ユーザーを起動するアイコンをピン留めする

1. タスクバーに、最初に作成したユーザーをピン留めできない

Windosws 10 において、Google Chrome を用途に応じ、3 つユーザを作成してしている。

  • Google Chrome の設定(ハンバーガーメニュー) > 設定

より、「ユーザーを追加」。

SnapCrab_設定 - Google Chrome_2016-5-2_0-23-14_No-00

Google Chrome は、毎日使うアプリなので、各ユーザーごとに、タスクバーに表示させたい。

そのために、各ユーザーを起動し、

  • タスクバーのアイコンを右クリックして「タスクバーにピン留め」

を選択。しかし、タスクバーには、最初に作成したユーザーである “Default” が表示されなかった。(下図では一番左のアイコン)

SnapCrab_NoName_2016-5-2_0-21-38_No-00

この状態で、一番左のアイコンをクリックすると、特定のユーザーを起動するのではなく、Google Chrome を起動することを意味する。なぜなら、プロパティでアプリケーションのリンク先を確認すると、

  • "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe"

となっているため。なお、他のアイコンには、起動オプションが付けられている。

 

2. タスクバーに特定ユーザを表示させる

これに対して、以下の操作をすることによって、タスクバーにユーザーが付いたアイコンを表示させることができる。

 

a. デスクトップに最初に作成したユーザーを起動するショートカットが存在する場合
  1. 予め、ユーザーの画像が付いていないアイコンを右クリック > タスクバーからピン留めを外す
  2. デスクトップ上にあるユーザーの画像が付いたアイコンを右クリック > タスクバーにピン留めする

 

b. デスクトップに最初に作成したユーザーを起動するショートカットが存在しない場合

予め、各ユーザーが使っているフォルダを確認しておく。

--profile-directory="<マルチアカウント別ユーザーデータフォルダの場所> によると、

  • %APPDATA%\..\Local\Google\Chrome\User Data

を開くと、Default, Profile1, Profile2 … とあるのが分かる。ここでは最初に作成したユーザーが Default に相当する。なお、このフォルダ名は、起動オプションの中で指定される。

次に、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き (Windows キー + R)、

  • "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --profile-directory="Default"

を実行し、最初に作成したユーザーで Google Chrome を起動する。

これにより、Google Chrome の設定(ハンバーガーメニュー) > 設定 > ユーザーを確認すると、最初に作成したユーザーの後ろに `現在’ と表示される。このユーザーを選択し、「編集」ボタンを押す。

SnapCrab_NoName_2016-5-2_0-58-4_No-00

編集ダイアログにおいて、「デスクトップ ショートカットを追加」ボタンを押す。

SnapCrab_設定 - 編集 - Google Chrome_2016-5-2_1-0-6_No-00

後は、前述したデスクトップのアイコンから、タスクバーにピン留めする方法を実行する。

2016年4月29日金曜日

Windows 10 で .MSV ファイルを mp3 に変換する

1. Windows 10 に Digital Voice Editor をインストールできない

ボイスレコーダーとして、SONY の ICD-SX88 を使っている。発売は 8 年も前になる。表面に大きな傷はあるけれど、ボイスレコーダーとしての機能は全く問題なし。現役として、まだまだ使える。

ただし、この機器における音声データのフォーマットは特殊。音声ファイルの拡張子は

.MSV

このファイルを Windows 7 で再生するには Digital Voice Editor という専用のアプリケーションを利用しなければならない。ただし、このアプリケーションを Windows 10 で利用することができないので困った。(+_+)

2. Switch で mp3 に変換する

ICD-SX88 の音声ファイルをエクスプローラーで表示するためには、予め「隠しファイル」を表示できるようにしておく。そのためには、

  • エクスプローラー > 表示 > 隠しファイル

にチェックを入れておく。

SnapCrab_ローカル ディスク (E)_2016-5-20_15-44-55_No-00

.MSV ファイルを mp3 に変換するには、Switch音声ファイル変換ソフト を利用する。

予め、MSVファイルを変換するとクラッシュします > SonyのMedia Player用プラグイン(1139kb)をダウンロード して、管理者権限でインストールし、OS を再起動ておく必要がある。

Switch の操作方法は、ICD-SX88 を PC に接続し、

  1. 対象の .MSV ファイルを Switch に D&D。
  2. 出力形式から .mp3 を選択。
  3. 「ソースファイルと同じファイルに出力」にチェック。
  4. 「変換」ボタンを押す。

SnapCrab_Switch 音声ファイル変換ソフト (ライセンス無し)ご家庭での非営利目的でのご使用のみ_2016-4-28_23-54-6_No-00

2016年4月28日木曜日

エクスプローラーで「サーバーの実行に失敗しました」とダイアログが表示されフォルダを開けない

1. フォルダを開くことができない

Windows 7 でフォルダを開こうとした、その結果、

「サーバーの実行に失敗しました」

と表示され、全てのフォルダを開けなくなってしまった。(+_+)

ただし、この Windows 7 は、TeamViewer (11.0.56083) を使い、Windows 10 からリモート操作している。

 

2. 特殊フォルダの設定が原因ではなかった

エクスプローラー「explorer.exe "サーバーの実行に失敗しました"」の解決方法 - デジ絵初心者がガジェットを使ってみるブログ によると、

結論から申し上げますと

Windows7が起動時にあるはずの「マイドキュメントフォルダ」を参照できない

というのが原因です。

そこで、レジストリエディタ (regedit) を起動し、

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders

に設定されているフォルダと、下記一覧にあるフォルダの対応を確認した。

その結果、一部、存在しないフォルダが設定されていたので、対応するフォルダを作成した。

しかし、相変わらずフォルダを開けない。。(+_+)

システムの復元をしてもダメ。

 

3. TeamViewer の接続を切ったら、フォルダを開けた

問題の原因は以外なところにあった。

フォルダを開くことができた条件は、以下の通り。

  • TeamViwer の接続を閉じ、リモートから操作していた対象の PC で直接操作したら、フォルダを開くことができた。
  • また、同 PCにおいて、リモート接続がされてない状態で、フォルダを一つ開いた後、リモートから操作をするとフォルダを開くことができた。

何とも不可思議な現象だ。。(@_@;

オンラインストレージ Copy から MEGA へ移行した

1. Copy 終了までカウントダウン

重宝していたオンラインストレージの一つ、Copy が後わずかで終了となる。

オンラインストレージサービス“Copy”が5月1日で終了 - 窓の杜 によると、

米Barracuda Networks, Inc.は1日(現地時間)、同社が運営するオンラインストレージサービス“Copy”を5月1日で終了すること明らかにした。…

サービスの終了後はオンラインストレージに保存されたデータがすべて削除されてしまうため、ユーザーはそれまでにデータを移行もしくはバックアップする必要がある。

PC を起動するたびに、その旨が通知されるので、早く移行先を決めなければ。。 (+_+)

SnapCrab_NoName_2016-4-25_20-52-27_No-00

 

2. とりあえず、MEGA へ移行しておく

問題は Copy の代わりに、どこへ移行するかということ。

以下サイトで比較し、

とりあえず、MEGA にデータを退避することにした。

MEGA の無料で使える容量は 50GB なので、Copy の代替としては十分。ただし、その出自が多少気になるところ。

MEGA - Wikipedia によると、

2012年1月19日キム・ドットコム氏らが著作権侵害の疑いで逮捕、起訴されたことに伴い、アメリカ司法省と連邦捜査局(FBI)によって、ドットコム氏らが運営していたオンラインストレージMEGAUPLOAD」が封鎖され、関連サイトなどと共にサービスを終了した。[2]

 2013年1月19日、同氏らはMEGAUPLOADとは異なる、新しい形のオンラインストレージMEGAを設立。[3]

しかし、この際、もう期限が迫っているので考える余地はない。(^^;

 

3. アカウントの作成

まずは、MEGA にアクセスし、「アカウント作成」を行う。

SnapCrab_MEGA - Google Chrome_2016-4-24_21-58-36_No-00

アカウントを作成したら、MEGA からメールが届くので、Activate Account ボタンを押す。

SnapCrab_MEGA Account Activation Required - jute162@gmailcom - Gmail - Google Chrome_2016-4-26_8-7-0_No-00

 

4. Windows 用のクライントをダウンロード

次に同期するアプリケーションを設定するために、MEGA にログインし、

  • メニュー > アプリ > Sync Client

を選択する。

SnapCrab_NoName_2016-4-24_21-56-57_No-00

次に「無料ダウンロード」ボタンを押す。

SnapCrab_NoName_2016-4-27_23-51-10_No-00

 

5. 同期するフォルダを作成

Sync Client のインストールの中、「インストール・タイプを選択する」画面において、

  • 一部の選択的同期

を選択した。これは、他のオンラインストレージと同じように、ホームディレクトリ直下に MEGA 専用のフォルダを設けたいため。

SnapCrab_Wizard - MEGAsync設定_2016-4-24_21-45-24_No-00

「一部の選択的同期」を選択すると、デフォルトでは、ドキュメント フォルダ以下に MEGAsync が作成される。これに対して、他のオンラインストレージは、通常、ホームディレクトリ以下に作成される。

そこで、予めホームディレクトリの直下に MEGA フォルダを作成した。

SnapCrab_NoName_2016-8-13_9-39-22_No-00

「一部の選択的同期」画面において、ローカルフォルダを上記で作成したものを指定した。

SnapCrab_Wizard - MEGAsync設定_2016-4-24_21-47-26_No-00

 

6. 同期するフォルダの確認

もし、同期するフォルダを変更したい場合、

  • タスクトレイにある MEGA アイコンをクリック > 歯車のアイコンをクリック > 「設定」を選択

SnapCrab_NoName_2016-4-24_21-52-0_No-00

「同期」タブを選択し、追加・削除する。

SnapCrab_設定-MEGAsync_2016-4-24_21-52-12_No-00

2016年4月26日火曜日

Adobe Acrobat 10 を起動すると、しばらくして落ちる。アップデートもできない。

1. Acrobat が落ちる不具合

Adobe Acrobat 10 Standard を起動すると、しばらくして落ちる。

  • Acrobat のバージョンは 10.0.0
  • Windows 10 (1511)

1ngeqawgRrUc0DxZlP0Fbmj-5OUhrY3oバージョンが古いことが問題かと思い、メニューより、

  • ヘルプ > アップデートの有無をチェック

すると、

「アップデートに失敗しました」

エラー: 1007

とダイアログが表示される。

また、画像から PDF を作成するために、画像ファイルを右クリックしても、コンテキストメニューに

  • Adobe PDF に変換

の文字が表示されず、空白となってしまっている。

 

a. 手動でアップデートしてもダメ

そこで、手動でアップデートするために、

より、最新バージョンをダウンロードし、アップデートしても、上記の症状は変わらなかった。

 

b. グラフィックボードのドライバを更新してもダメ

アプリケーションが強制終了する(Acrobat/Adobe Reader) によると、

特定の Nvidia ドライバーとの互換性の問題が確認されています。この問題は、旧バージョンの nvdxgiwrap.dll を使用する Nvidia ハードウェアを利用する環境でのみ発生します。

そこで、Nvidia のドライバーを最新のものにアップデートしても、結果はダメだった。(+_+)

 

c. イベントビューアーでログを確認

そこで、不具合が出たときのログを確認すると、

  • スタートメニューで右クリック > コンピュータの管理 > システムツール > イベントビューアー

SnapCrab_コンピューターの管理_2016-4-23_20-3-58_No-00

障害が発生しているアプリケーション名: PDApp.exe

との記述があった。手掛かり発見。^^

 

2. Adobe Application Manager をインストールしたら、正常になった。

Acrobat Standard Xが起動できない |Adobe Community によると、

もし起動しないようでしたら、下記よりAdobe Application Managerの最新版を入れてみてください。

Adobe - Adobe Application Manager:For Windows:Adobe Application Manager

ただ推測混じりですので、これで確実に解消するとは断言ができません。

場合によっては一旦アンインストールし、HDDのエラーチェックと修復を行ったうえで

再インストールしたほうがいいかもしれません。

そこで、上記説明に従い、Adobe Application Manager をインストールした。

SnapCrab_Adobe Application Manager_2016-4-26_7-58-46_No-00

その結果、起動してしばらくすると落ちる現象はなくなり、アップデートもメニューより可能になった。

SnapCrab_Adobe Acrobat Reader DC Updater_2016-4-26_8-45-4_No-00

 

3. Acrobat 用の Cleaner Tool で削除後、再インストールしても、正常になった。

なお、Cleaner Tool で Acrobat を削除し、再インストールしても、正常になった。

右クリックで表示される PDF 変換のメニューが失われる(Windows 版 Acrobat ... |Adobe Community によると、

Acrobat Xの再インストール

(アンインストール時はクリーナーツール使用

Adobe Reader および Acrobat 用の Cleaner Tool について(Windows)

 

4. しかし、右クリックで表示されるメニューは空白のまま

SnapCrab_NoName_2016-4-26_7-31-30_No-00しかし、右クリックにより表示される Acrobat のメニューは空白のまま。

右クリックで表示される PDF 変換のメニューが失われる(Windows 版 Acrobat X) によると、

「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。…

regsvr32 "C:\Program Files (x86)\Adobe\Acrobat 10.0\Acrobat Elements\ContextMenu64.dll"

この方法を試しても、変わらなかった。

どうやら、特定のアプリとバッティングしている模様。

2016年3月20日日曜日

LibreOffice をインストールできない - アップデートに失敗する場合、アンインストール後に再起動が必要

LibreOffice のアップデートに失敗した。一度、LibreOffice を削除した後、インストールしようとしてが、LibreOffice をインストールしたフォルダの中にある program フォルダが削除できなかった。

SnapCrab_LibreOffice 5042 インストールウィザード_2016-3-11_16-7-6_No-00

Unlocker でロックしているプロセスを特定しようとしたが、同フォルダをロックしているプロセスはなし。

コマンドラインを管理者権限で起動し、同フォルダを削除しようと試みたが、なぜかできない。(@_@;

SnapCrab_LibreOffice 5_2016-3-11_16-10-37_No-00

バージョン アップ の仕方について、 | LibreOfficeForum.org によると、

「アンインストールして再起動、そして新バージョンインストール」という手順を踏むのが一番かと思います。

そこで、再起動したら、どうしても削除できなかったフォルダが削除されており、インストールは正常に完了した。

SnapCrab_LibreOffice 5052 - インストールウィザード_2016-3-11_23-42-9_No-00

2016年3月18日金曜日

MS Office におけるレジストリ ポリシーの設定によるブロック

ワードファイルを開こうとしたら、以下のダイアログが表示され、内容を表示できなかった。

SnapCrab_Microsoft Office Word_2016-3-18_22-38-46_No-00

word レジストリポリシー設定によってブロックされている種類のファイルを開こうとしています

ファイルがレジストリ ポリシー設定によってブロックされているときに Office にエラー メッセージが表示される によると、

レジストリエディターを起動し、以下のキー名を探す。

Office 2003 の場合:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\<Application_name>\Security\FileOpenBlock

もし、上記のキーが見つからない場合、

  • メニューより、編集 > キーの検索 より

`FileOpenBlock’ を探す。そして、見つかったキーが MS Word に関するものか推測する。

推測する方法は、FileOpenBlock を含むキー名に、以下の文字が含まれているかどうかで判断する。

  • Microsoft
  • Office
  • Word

次に、解決方法 によると、FileOpenBlock キーにおいて、

BinaryFiles、FilesBeforeVersion、Converters などの DWORD 値を探します。

または、上記の作成し、データを `0’ に設定する。この値の意味は、

値の 0 のデータ ファイルを開くユーザーを許可することを意味します。[1] は、ファイルをブロックします。

もし、上記の DWORD の値がないときは、FileOpenBlock キーに含まれる他の DWORD 値を探し、データを `0’ に変更する。

例えば、名前: RtfFiles, 種類: REG_DWORD, データ: 1 という値が見つかった場合、データを `0’ に変更する。

SnapCrab_Miu-Box - TeamViewer - 無料ライセンス(商用以外の用途のみ)_2016-3-18_19-25-32_No-00

ただし、これはリッチテキストファイルを処理する際の脆弱性への対策として施されている。

Word の RTF のオブジェクトの解析の脆弱性 - CVE-2008-4025 によると、

Microsoft Office が特別に細工されたリッチ テキスト形式のファイル (.rtf) を処理する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します

この脆弱性では、ユーザーが特別に細工された RTF ファイルを Word で表示する、または RTF 形式で送信された特別に細工されている電子メールを読んだ場合に、リモートでコードが実行される可能性があります攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、現在ログオン中のユーザーのコンテキストで影響を受けるシステムを完全に制御する可能性があります。

その後、攻撃者はプログラムをインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

よって、この脆弱性に対応した MS Word を使っていない場合、一見 Word ファイルに見えるものは、ワードパッドや、LibreOffice の Writer などを使い、開いた方が安全。

2016年3月10日木曜日

Firefox 45 で削除されたタブグループの代わりになるアドオン Tab Groups

1. タブグループの機能を削除するなんてどうかしてる

Firefox 45.0 リリースノート で一番ショックだったのが、

  • 変更   タブグループ (Panorama) が削除されました
  • 「タブのグループ分け」 (Panorama) は、開いているタブをサムネイルで表示してくれる機能。複数のタブを開いるとき、対象のタブを見つけやすい。

    たくさんタブを開いては、タブグループで分類し、必要なくなったら消していく。自分にとって、Firefox を未だ使い続ける大きな理由の一つ。なくてはならない存在。

    Google Chrome では、ここまで洗練された UI を持つ拡張機能は見つけられない。

    タブグループ機能は終了します | Firefox ヘルプ によると、

    タブグループ (Panorama) 機能は Firefox から削除されました。ご不便をおかけして申し訳ありません。タブグループ機能の削除は、Firefox をより良くするために行われます。

    タブジャンキーにとっては、痛恨の極み。

    もちろん、タブの開き過ぎは動作が重くなるので、アドオン OneTab で開き過ぎたタブをリスト化している。

     

    2. アドオン Tab Groups を代わりに使う

    タブグループ機能は終了します | Firefox ヘルプ には、代替のアドオンとして 4 つ挙げられていた。

    SnapCrab_NoName_2016-3-10_1-35-19_No-00やはり一番お勧めは、同じ機能を持つ Tab Groups

    設定より、ショートカットキーをカスタマイズできて便利。

    SnapCrab_NoName_2016-3-10_1-47-15_No-00

    これで一安心。^^

    2016年3月8日火曜日

    NVIDIA のグラフィックスドライバーのインストールに失敗する原因は Comodo Firewall だった

    1. NVIDIA のグラフィックスドライバーをインストールできない

    NVIDIA のドライバが更新されたので、NVIDIAドライバダウンロードよりインストーラーをダウンロードしてインストールしようとした。

    しかし、何度インストールを試みても、「NVIDIAインストーラーが失敗しました」と表示するばかり。(+_+)

    SnapCrab_NVIDIA インストーラー_2016-2-5_23-46-30_No-00

    仕方がないので、インストールに失敗後、NVIDIA 関係のアプリケーションを削除し、Windows Update より、過去のバージョンをインストールしていた。

    しかし、新しいバージョンが出ているのなら、できれば新しいドライバを使いたい。

     

    2. Comodo Firewall を終了したら、インストールできた

    これに対して、Comodo Firewall を終了した後、NVIDIA のドライバを試みたらインストールできた。

    • タスクトレイ > Comodo Firewall のアイコンを右クリック > Exit を選択

    SnapCrab_NoName_2016-2-5_23-51-18_No-00

    インストールする際は、念のため、「クリーンインストールの実行」にチェックを入れておく。

    02

    これでドライバをインストールすることができた。

    10

     

    3. 環境変数で一時ファイルの場所を変更した

    上記でもインストールできない場合、環境変数で指定した一時ファイル (TEMP, TMP) として指定した場所に容量に余裕があることを確認すること。

    自分の場合、SoftPerfect RAM Disk で RAM ディスクを作成し、そこに一時ファイルを移動していた。

    これにより、NVIDIA ドライバのインストールが失敗を繰り返していたようだ。

    一時ファイルを変更するには、

    • スタートメニューで右クリック > システム > システムの詳細設定 > 環境変数 をクリック

    ユーザ環境変数とシステム環境変数における

    • TEMP
    • TMP

    の場所を容量に余裕がある場所を指定する。

    SnapCrab_NoName_2016-3-8_1-5-55_No-00

    追記(2016-03-11): なお、上記のように設定した後でも、タスクトレイにある NVIDIA GeForce Experience より、アップデートしようと試みても、インストールに失敗してしまう。

    SnapCrab_NVIDIA GeForce Experience_2016-3-11_18-58-45_No-00