1. Flash Player をダウングレードしたい
Flash Player を 14.0.0.125 に更新したら、動画が頻繁にクラッシュするようになった。
警句: プラグインの応答がありません
というダイアログが頻繁に表示される。
そこで、Flash Player をダウングレードすることにした。
2. 前のバージョンがサポート対象か調べる
ダウングレードする前に、利用するバージョンがサポート対象であるか確認しておく。
2014/06/17 現在、最新の Version 13.x は Version 14.x と同じ日にアップデートされている。
Versino 13 の最新は 13.0.0.223 となる。
APSB14-16 Security updates available for Adobe Flash Player によると、
For users of Flash Player 13.0.0.214 and earlier versions for Windows and Macintosh, who cannot update to Flash Player 14.0.0.125, Adobe has made available Flash Player 13.0.0.223*, which can be downloaded from http://helpx.adobe.com/flash-player/kb/archived-flash-player-versions.html.
また、利用するバージョンが問題ないか、検索して確かめておくこと。
3. Flash Player をアンインストール
a. アンインストーラーで削除
Install a previous version > Windows > Download the uninstaller for Flash Player より、
- uninstaller (832 KB)
をダウンロードして実行。現在インストールしてある Flash Player をアンインストールする。
b. ライブラリが削除されたか確認
ライブラリが削除されたか、以下のフォルダで確認する。
- C:\Windows\System32\Macromed\Flash\
もし、削除したはずのバージョンに対応した DLL (NPSWFxx_14_0_0_xxx.dll) が存在したら削除する。ただし、削除する際はブラウザを閉じておくこと。
ライブラリがある位置は、ブラウザで確認できる。ブラウザのロケーションバーに
- about:plugins
と入力する。
Firefox の場合、以下の画面が表示される。
Google Chrome の場合、以下の画面が表示される。
Google Chrome で 外部の Flash Player を利用していると、
- C:\Windows\SysWOW64\Macromed\Flash
がライブラリの位置となる。
4. Flash Player 13 のインストール
Flash Player archives より、最新のバージョン
- Flash Player 13.X.X.XXX
をダウンロードする。
解凍したら、以下のファイルを実行する。
- fp_13.0.0.XXX_archive\13_0_r0_XXX\
- flashplayer13_0r0_XXX_win.exe
- flashplayer13_0r0_XXX_winax.exe
自動アップデートの無効
インストールする際に、自動的に最新バージョンにアップデートされないように、「アップデート方法を選択」において、「アップデートのインストールを許可する(推奨)」以外を選択しておくこと。
インストールしたバージョンの確認
インストールが完了したら、Adobe Flash Player のバージョンテスト でバージョンが 13.0.0.XXX となったことを確認する。
また、プラグインのチェックと更新 — Mozilla でプラグインが最新であることを確認。
5. 自動でアップデートしないように設定
インストールするときに、「自動アップデート」を許可した場合、設定から変更することができる。
そのためには、適当に Flash Player を利用している動画を表示する。
例えば、Flash Player Help を開き、動画が表示されている領域で右クリック > グローバル設定 を選択。
Flash Player 設定マネージャー > 高度な設定 > 更新 において、「アップデート設定を変更」ボタンを押した後、「アップデートのインストールを許可する」以外を選択する。
6. 保護モードを無効を試してみる
動画の再生が安定しない場合、保護モードを無効にする。
以下のファイルにおいて、
32 ビット版 Windows : C:\Windows\System32\Macromed\Flash\mms.cfg
64 ビット版 Windows : C:\Windows\SysWOW64\Macromed\Flash\mms.cfg
ProtectedMode=0 を追記する。
- cf. 保護モードを無効にする
7. セキュリティ アップデートをチェックする
追記(2014/8/15): セキュリティ アップデートをチェックするため、Feedly などのフィードリーダーで以下を登録しておく。
8. できるだけ Flash Player をブロックする
必要なサイト以外で動作しないように、Flash Player をブロックするアドオンをインストールしておくと良い。
9. OneTab を併用
ついでに、できる限りタブを閉じるためにアドオン OneTab を併用する。
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