仮想デスクトップ に Dexpot - ホットキーの設定 のつづき
1. タイトルバーに対する動作を割り当てる
Dexpot を使うと、ウィンドウのタイトルバーをクリックする動作に対して、ウィンドウに対する操作を割り当てることができる。
「設定した操作」と「割り当てた動作」を以下に挙げる。
- 最小化 (Minimize) : 右クリック
- ウィンドウを背面へ (Move to background) : Shift + 右クリック
- ウィンドウを常に手前に表示 (Always on top) : Ctrl + 右クリック
ウィンドウを「最小化」するの操作は、通常では最小化できないウィンドウに対しても適用出来る。例えば、Skype や Keypass などのアプリケーションを起動した時に表示されるウィンドウも隠すことができる。
2. 設定方法
Dexpot のアイコンを右クリックし、
- Settings > Control > Tile bars
を選択。
- Mouse button
- Target
- Action
の順に設定をした。
修飾キーについて
追記 (2011.12.23) : このように Modificator を設定した理由は、キーボードとキーの位置と、ウィンドウの位置関係を一致させるため。
キーボードにおける Ctrl, Shift キーの位置は、Ctrl が Shft キーの上にある。( KeySwap で設定)
「ウィンドウを背面に送る」操作と、「最前面に固定させる」操作に対して、それぞれ Shift キーと Ctrl キーを割り当てた。これにより、上記で設定した操作とキーの組み合わせを忘れにくくなった。以前、この設定を逆にしており、どちらのキーを押せばいいのか分からなくなることが多かった。
追記(2012.3.4): 「タイトルを右クリック」する操作を、「ウィンドウを背面へ送る動作」(Move to backgroud)に割り当てるように、設定を変更した。
なぜなら、この動作の方を多用するようになったため。作業ごとに仮想デスクトップ画面を割り当てておけば、ウィンドウを隠す操作を減らすことができる。
追記(2012/07/21): ウィンドウの端をつかみやすくするためのユーティリティ hMouseLimit の設定で、範囲制限用のキーとして Shift キー を使っている場合、「ウィンドウを最小化」した後に、マウスポインタが移動してしまう。
ウィンドウのタイトルを右クリックする必要がある場合
上記の設定を行うと、「ウィンドウのタイトルで右クリック」する操作に、特別なアクションが割り当てられているアプリケーションの場合、操作が上書きされてしまう。
例えば、ghci, python などの REPL で、内容をコピーしたいとき、
- ウィンドウのタイトルを右クリック > 「範囲指定」を選択
- コピーしたいテキストを選択
- Enter キーを押す
この場合、ウィンドウのタイトルの代わりに、ウィンドウ左上のアイコンを右クリックすれば良い。
3. その他
ウィンドウのタイトルバーに対する操作は、 ぴたすちお でも設定できる。
0コメント:
コメントを投稿