2010年10月15日金曜日

Firefox の表示領域を広げるアドオン - Hide Menubar, autoHideStatusbar, Hide Navigation Bar

1. Firefox の表示領域を広げたい

デスクトップの大きな画面に慣れてしまうと、ノート PC でブラウズするのが苦痛でしょうがない。特にワイド画面のノートは縦方向が狭いので、文書を見渡せる範囲が少なく、全体を俯瞰して内容を把握することが難しい。

コンピュータの画面と紙媒体を比較したとき、紙に軍配が上がる点は、

  1. 全体を一望できる視認性と、
  2. 本の厚みから内容の位置情報を直感的に捉えられること。

デスクトップ PC は画面が広いからこそ、このアナログな情報に多少なりとも対抗できる。

Google Chrome は、「タブ」がウィンドウの上辺ぎりぎりに配置され、下部のステータスバーは必要なときにリンクが表示される工夫がされており、表示領域が広くて快適。 Firefox でも Chrome と同じように下図のような外観にカスタマイズしたい。

img [2]

 

2. メニューバーを隠す

Hide Menubar はメニューバーを隠すためのアドオン。

設定画面で Show Menu Bar Automaticaly をチェックしておけば、メニューバーが表示されていた近くにポインタを移動させると、メニューバーが表示されるようになる。

img10-14-20101反応する位置を調整したい場合は、When mouse is below Title Bar in の値を適当に大きくする。

cf. Tumblr で公式が用意している使い方をできるだけ利用する - Hide Menubar で alt キーの動作を抑制

 

3. ステータスバーを隠す

autoHideStatusbar はステータスバーを隠すためのアドオン。

こちらも設定画面の Preferences > 「感度」と「Delay」の値を適当にを変更することによって反応を調整できる。

img10-14-20106

セキュリティのことを考えると良くないのかもしれないが、「ページのロード中」にステータスバーが表示されると邪魔なので、このチェックをはずした。

Google Chrome では、ページのロード中、リンクのみが画面下部に小さく表示される。これも工夫して表示してたんだなぁと気づかされた。

 

4. ナビゲーションバーを隠す

Hide Navigation Bar は、`F2 キー’ を押すことで、ナビゲーションバーの表示/非表示を切り替えることができるアドオン。

設定に自動的に隠すための Auto-Hide があるが、上記 Hide Menubar と併用すると、お互いに表示するタイミングを調整しないと上手く操作できないため、自動的に隠す設定はしなかった。

img10-14-20102

表示/非表示のキーは F2 から自由に変更できる。

追記(2014/8/6): Hide Caption Titlebar Plus に乗り換えた。

 

5. その他

a. タブを上部に表示

タブをナビゲーションバーの上に表示させるには Tabs on Top を利用している。

b. ブックマークツールバーを隠す

ブックマークツールバーを隠したい場合は、Mozilla Re-Mix: Firefoxのブックマークツールバーを自動的に隠すアドオン「Bookmark Autohider」 を参考に。ただし、自分の場合は頻繁にアクセスするものをブックマークツールバーに配置しているので、これを利用していない。

c. FlexBar アドオン
上記をオールインワンで設定できる FlexBar は思うように動作しなかったので、今回は使うのを見送ることにした。