2016年5月11日水曜日

Firefox の高速ダウンローダー DownThemAll! をデフォルトのダウンローダーの動作に近づける

1. DownThemAll! を内蔵のダウンローダーの代わりに使う

ブラウザでファイルをダウンロードする際、ネットワークの速度向上に伴い、専用のダウンローダーの必要性は低くなっている。それでも、サイズの大きなファイルをダウンロードする際に、少しでも待たされる時間を短縮したい。

SnapCrab_NoName_2016-5-10_1-41-54_No-00Firefox のダウンローダーで定番と言えば、

DownThemAll!

DownThemAll はダウンロードマネージャー上からダウンロードを制御できます: アクセラレーションを使用して 4x の速さでダウンロードすることや、ダウンロードの一時停止と再開も行えます。

ただし、デフォルトの設定では、Firefox に組込まれているダウンローダーの挙動と違うので戸惑う。

 

2. ダウンロードした履歴を残す

そこで、できるだけ Firefox のデフォルトのダウンローダーの動作に近づけることにした。

最初に、ダウンロードしたファイルの履歴が残るように、

  • DownThemAll! の設定 > プライバシー > 完了したダウンロードを削除

のチェックを外した。

SnapCrab_DownThemAll! の設定_2016-5-4_2-45-38_No-00

 

3. ワンクリックでダウンロードできるようにする

次に、DownThemAll! では、ファイルを保存する際、Firefox のフォルトのダイアログが表示された後、DownThemAll! を利用する選択を行った後、再度、ダウンロード対象に追加するかダイアログで尋ねられる。

この二度手間が面倒なので、ワンクリックでダウンロード対象になるように設定する。

  • DownThemAll! の設定 > 操作 > ツールメニュー > dTa OneClick!

にチェックを入れる。

SnapCrab_DownThemAll! の設定_2016-5-4_2-45-33_No-00

一度、任意のファイルをダウンロードし、保存するためのダイアログが表示されたら、

  • dTa OneClick!

を選択し、「今後この種類のファイルは同様に処理する」にチェックを入れた。

SnapCrab_minimal-analog-clock_10rmskin を開く_2016-5-4_2-46-21_No-00

 

4. DownThemlAll! マネージャを表示するボタンを配置

最後に、ダウンロードしたファイルの一覧を表示するためのボタンをツールバーに配置。

  • ハンバーガメニュー > カスタマイズ

より、以下のアイコンを探し、ツールバーに置く。

SnapCrab_アドオンマネージャ - Mozilla Firefox_2016-5-11_12-54-5_No-00

2016年5月8日日曜日

Google Chrome で特定用途に向けに必要最低限の拡張機能セットを持つユーザーを作成し、サクサクした動作を保つ

1. もっさりとしてきた Google Chrome

SnapCrab_Chrome ウェブストア - 拡張機能 - Google Chrome_2016-5-4_3-4-5_No-00 Google Chrome も拡張機能をたくさんインストールすると、レスポンスが悪くなる。これは Firefox のアドオンと同じく、便利さを追求する代償としての宿命。。(+_+)

ところで、Google Chrome は Google ドライブと相性が良い。そのため、Google ドキュメントで長文を書く際、Firefox よりも Google Chrome を使うことが多い。

当初、Google Chrome のレスポンスは良かった。しかし、前述の通り、カスタマイズに凝るようになったら、動作が緩慢になってしまった。(+_+)

 

2. 最小構成の Google Chrome ユーザーを作成する

通常、(1) Google Chrome にログインする Google アカウントと、(2) Google ドライブにログインするユーザーは同じ。

SnapCrab_設定 - Google Chrome_2016-5-8_11-31-49_No-00これに対して、Google Chrome の`メインユーザー’ (XXXXX@gmail.com) とは別に、「Google ドキュメントを利用するための専用ユーザー」を作り、必要最小限の 拡張機能だけインストールした。

  • Google Chrome の設定(ハンバーガーメニュー) > 設定 より、「ユーザーを追加」。

このとき、必要最小限の拡張機能セットをいつでも再現できるようにするため、`メインユーザー’のアカウントとは異なる、下記のように覚えやすい  Google アカウントを新たに作成し、当該アカウントを用いて Google Chrome のアカウントにログインし、拡張機能を同期した。

  • XXXXXsuperlight@gmail.com

 

問題

しかし、この場合、上記アカウントで Google Chrome にログインすると、当然ながら、Google ドキュメントにアクセスしたとき、`メインユーザー’とは別の上記 Google アカウントでログインされることになる。

そのため、`メインユーザー’の Google アカウントで、文書を作成したくてもできない。

 

3. Google Chrome へのログインと、Google アカウントへのログインを分ける

SnapCrab_NoName_2016-5-2_15-27-26_No-00そこで、Google Chrome 自体へのログインは 、上記 XXXXXsuperlight@gmail.com としておきながら、Google アカウトに`メインユーザー’を追加して運用することにした。

  1. 別アカウントの追加は、Google サービスの画面右上にある自分のアイコンをクリック。
  2. 「アカウント」を追加ボタンを押す。

これにより、追加した`メインユーザー’として、Google ドライブにログインすれば、サクサクと動作する Google Chrome 上で、Google ドキュメントを快適に利用できる。^^

SnapCrab_NoName_2016-5-2_15-27-0_No-00

2016年5月5日木曜日

Google Chrome でアドレスバーから検索する代わりに拡張機能 SearchBar を利用する

1. アドレスバーを利用しないで検索をしたい

SnapCrab_NoName_2016-5-5_15-4-6_No-00Google Chrome のアドレスバーは検索ボックスとして利用できる。これが突然、日本語入力の変換を受け付けなくなってしまった。(+_+)

  • Google Chrome の バージョンは 50.0.2661.94m

そこで、拡張機能 SearchBar を代替として利用することにした。

インストールすると、拡張機能上にアイコン SnapCrab_NoName_2016-5-5_14-59-12_No-00 が表示される。クリックすると、検索フィールドが表示される。

SnapCrab_NoName_2016-5-5_15-20-7_No-00

なお、検索したい単語を選択し、SearchBar を起動すると、自動的に検索フィールドに入力される。

追記(2016-05-05): 上記の Google Chrome での不具合は、Dexpot で Windows class に応じて、特定の画面へ送るルールを作成 したことによって生じたことが分かった。具体的には、Google アプリを独立したウィンドウとして起動する設定を行った後、調子が悪くなった。

SnapCrab_Desktop Rules - Dexpot_2016-5-5_20-18-51_No-00

 

2. ショートカットキー

a. 検索フィールドの表示

検索フィールドを表示するためのショートカットキーはデフォルトで F4 が割り当てられている。

  • SearchBar 拡張機能を右クリック > オプション > Advanced settings > Show SearchBar when I press this key combination:

において、カスタマイズ可能。

SnapCrab_NoName_2016-5-5_14-51-24_No-00

 

b. 検索結果を表示するためのショートカットキー

デフォルトでは、アクティブになっているタブで検索結果が表示される。

この動作は、以下の場所に記載されている。

  • SearchBar 拡張機能を右クリック > オプション > Advanced settings > Features

なお、バックグラウンドで検索結果を表示したい場合は、検索対象の単語を入力した後、

  • Ctrl キーを押しながら、Enter を押す。

フォアグラウンドで検索結果を表示したい場合は、検索対象の単語を入力した後、

  • Ctrl + Shift キーを押しながら、Enter を押す。

2016年5月2日月曜日

タスクバーに Google Chrome の特定ユーザーを起動するアイコンをピン留めする

1. タスクバーに、最初に作成したユーザーをピン留めできない

Windosws 10 において、Google Chrome を用途に応じ、3 つユーザを作成してしている。

  • Google Chrome の設定(ハンバーガーメニュー) > 設定

より、「ユーザーを追加」。

SnapCrab_設定 - Google Chrome_2016-5-2_0-23-14_No-00

Google Chrome は、毎日使うアプリなので、各ユーザーごとに、タスクバーに表示させたい。

そのために、各ユーザーを起動し、

  • タスクバーのアイコンを右クリックして「タスクバーにピン留め」

を選択。しかし、タスクバーには、最初に作成したユーザーである “Default” が表示されなかった。(下図では一番左のアイコン)

SnapCrab_NoName_2016-5-2_0-21-38_No-00

この状態で、一番左のアイコンをクリックすると、特定のユーザーを起動するのではなく、Google Chrome を起動することを意味する。なぜなら、プロパティでアプリケーションのリンク先を確認すると、

  • "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe"

となっているため。なお、他のアイコンには、起動オプションが付けられている。

 

2. タスクバーに特定ユーザを表示させる

これに対して、以下の操作をすることによって、タスクバーにユーザーが付いたアイコンを表示させることができる。

 

a. デスクトップに最初に作成したユーザーを起動するショートカットが存在する場合
  1. 予め、ユーザーの画像が付いていないアイコンを右クリック > タスクバーからピン留めを外す
  2. デスクトップ上にあるユーザーの画像が付いたアイコンを右クリック > タスクバーにピン留めする

 

b. デスクトップに最初に作成したユーザーを起動するショートカットが存在しない場合

予め、各ユーザーが使っているフォルダを確認しておく。

--profile-directory="<マルチアカウント別ユーザーデータフォルダの場所> によると、

  • %APPDATA%\..\Local\Google\Chrome\User Data

を開くと、Default, Profile1, Profile2 … とあるのが分かる。ここでは最初に作成したユーザーが Default に相当する。なお、このフォルダ名は、起動オプションの中で指定される。

次に、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き (Windows キー + R)、

  • "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --profile-directory="Default"

を実行し、最初に作成したユーザーで Google Chrome を起動する。

これにより、Google Chrome の設定(ハンバーガーメニュー) > 設定 > ユーザーを確認すると、最初に作成したユーザーの後ろに `現在’ と表示される。このユーザーを選択し、「編集」ボタンを押す。

SnapCrab_NoName_2016-5-2_0-58-4_No-00

編集ダイアログにおいて、「デスクトップ ショートカットを追加」ボタンを押す。

SnapCrab_設定 - 編集 - Google Chrome_2016-5-2_1-0-6_No-00

後は、前述したデスクトップのアイコンから、タスクバーにピン留めする方法を実行する。