1. これまでブログの画像は Flickr に保存していた
このブログは、Blogger を利用している。使いはじめの頃、Blogger へ投稿できる画像の上限は 300M だった。そのため、画像の投稿先は Flickr にした。理由は、Flickr では、月毎のアップロードの上限を守れば、無料でずっと使うことができるため。ブログへ投稿する画像の容量は小さいので、上限を超えることはなかった。
ブログを書くために、
- エディタは、マイクロソフトの Windows Live Writer (WLW) を使い、
- ブログシステムとして、Google に買収された Blogger を利用し、
- 画像の保存先は、Yahoo に買収された Flickr へ保管。
できることなら、シンプルに一本にまとめたいけれど、快適さを追求すると、便利なものを組み合わせなければならない。
Windows Live Writer から Flickr へアップロードするためのプラグイン
WLW から、Flickr へ投稿するには、プラグイン「Flickr Upload」を使う。
このプラグインは、挿入したい画像を、その場へ配置することには向いている。しかし、Flickr へのアップロードがバックグラウンドで行われないため、画像を挿入する度に、アップロードが完了するのを待たなければいけない。
できることなら、画像の投稿先を変更したかった。
2. 画像の投稿先を Picasa へ変更した理由
Google のサービス には、写真の投稿サービスとして、Picasa ウェブ アルバム がある。随分前に、Blogger への画像の投稿は、Picasa へ保存されると聞いたことがある。Picasa ウェブ アルバムには、Blogger(カスタム ドメインを含む)にアップロードされたすべての写真が保存されます。
しかし、 Picasa にも利用の上限があり、Flickr のように、月毎のアップロードの上限を設けるという形態ではなかったため、相変わらず Flickr を利用し続けた。
Google+ に登録すると大きな写真も無料の保存容量にカウントされない
少し前から、Google+ が話題になっている。それに伴い、Picasa について、ヘルプを見直したら、Blogger に投稿された写真はすべて、Picasa ウェブ アルバムに無料で割り当てられている 1 GB の保存容量に含まれます。特定のサイズに満たないファイルは、無料の保存容量にはカウントされません。
(同上より、太字は引用者による)
と書かれていた。
「特定のサイズ」って何のことだろう?と思ったら、
無料の保存容量の制限 - Picasa と Picasa ウェブ アルバムの ヘルプ によると、
無料の保存容量の制限
Picasa ウェブ アルバムでは、写真と動画にのみ 1 GB の保存容量を無料でご利用いただけます。ただし、特定のサイズに満たないファイルは、この無料の保存容量にはカウントされません。これは、Picasa ウェブ アルバムに写真や動画を保存する他の Google サービス(Blogger、Google マップを含む)でのアップロードにも適用されます。
ここで重要なのは、画像のサイズ。以下のように説明がある。
無料の保存容量の制限
800×800 ピクセル以内の写真や 15 分以内の動画は、無料の保存容量にカウントされません。
(同上 より)
それに加え、以下のような記述もあった。
Google+ に登録済みの場合
無料の保存容量の制限
2048×2048 ピクセル以内の写真や 15 分以内の動画は、無料の保存容量にカウントされません。
Google+ に登録すれば、こんな大きな画像も無料の対象になることに驚いた。 (@_@;
念のため、自分の Picasa ウェブ アルバム を確認したら、なぜか WLW から投稿した画像が保存されているアルバムを発見。写真の枚数が 500 枚以上あったので、そこそこ容量は消費していそうに思えた。しかし、Picasa ウェブ アルバム のページ下部にある利用容量を見たら、
現在、1024 MB 中 0 MB (0%) を使用しています。
となっていた。
これで何の心配もなく、画像の投稿先を Flickr から Picasa へと変更できる。
WLW に画像を挿入するのも一瞬で済む。画像が投稿されるのは、全体の記事が投稿されるタイミングなので、使い勝手がとても良い。 ^^
(cf. Windows Live Writer で挿入する画像の、余白のデフォルトを設定するには )
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