1. Skype に入力される音声を調整する
Skype で話していて不快なのは、紙の擦れる音やおかしの袋を開けるときのバリッという鋭い高音。マウスのクリック音や、キーボードのガチャガチャという音も然り。頭が痛いときにこの音を聞くと、あまりのうるささに話をする気力がなくなる。
音質を調整するためのイコライザは、標準で Skype に搭載されていない。エクストラを検索してもないようだ。このために、わざわざイコライザを買うのも大袈裟なので、何とかならないか悩んでいた。
少し検索の幅を広げ、声を変化させるためのボイスチェンチャーを調べた。
【レビュー】自分の声にエフェクトをかけてSkypeで会話「Skype Voice Changer」 (1) Skype Voice Changerの概要とインストール | マイコミジャーナル によると、
「Skype Voice Changer」は、Skypeで通話する際に自分の声にエフェクトをかけられるオープンソースソフトだ。
Skype Voice Changer にあるエフェクトに
3 Band EQ
がある。これを使い、通話相手に不快な高音が聞こえない設定にしてみる。
2. `3 Band EQ’ の設定
3 Band EQ のインストールと詳しい使い方は、上記のレビューを参考にする。
簡単にまとめると、
- Skype に接続して、Skype 側で Skype Voice Changer を認証
- エフェクトを追加
ここで `3 Band EQ’ を選択。
イコライザの仕組みについては、[3-Band Equalizerの仕組み] を参考にした。
設定は下図の通り。
- 高音域を少し絞るために hi gain の値をやや小さくする。この値を小さくすると高音がカットされていいけれど、小さくし過ぎると逆に声が聞きとりにくくなる。
- 低音域は必要ないので lo gain を一番小さい値にした。
- 中音域は mid drive をやや上げた。
low-mid freq と mid-high freq の設定は中音域の山の形が変化するのだろうか?
mid-high freq の値を大きくしたら、高音域が聞こえたのでこの値は小さく設定した。
3. Skype 側の音量設定
音が気になるとき、音質だけではなく、音量が問題の可能性もある。
Skype のメニューより、
- ツール > 設定 > オーディオ設定 > スピーカー音量
において、「スピーカー設定を自動調整」のチェックをはずし、スライダーを適当に小さくする。
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より細かく、Windows の音全体に対してイコライザーをかけたいときは、VSTHost を利用する。
以下を参照に。
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