1. テーブルの属性
例えば、図書館の蔵書システムを考える。システムには、以下のようなテーブルがあるとする
- 個人: ID, 名前, 住所
- 貸出し: ID, 個人ID, 蔵書ID, 貸出し日
- 蔵書: ID, タイトル, 著者
ここでテーブルの各IDは、一度設定されたら変更しないものとする。また、同じタイトルの本は一冊しかないと仮定する。
2. テーブルの制約
参照制約を、以下のように設定する。
- 「貸出し.個人ID」 ---> 「個人.ID」
- 「貸出し.蔵書ID」 ---> 「蔵書.ID」
3. フォームの入力でルックアップ
このとき、「貸出し」データをフォームから入力する。その際、
- 「個人ID」を入力したら、個人名を確認するために、「個人名」を表示してほしい。
- 「蔵書ID」を入力したら、蔵書のタイトルを表示してほしい。
上記を実現するには、クエリを利用する。
- 個人テーブルより、ID と名前を抽出するクエリを作成。
- 上記のクエリを、「貸出し」テーブルの「個人ID」のルック・アップに指定する。
これにより、「貸出し」フォームの「個人ID」の入力に、個人名を表示することができる。蔵書に関しても、同じことを行う。
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