1. SketchUp Make をダウンロード
部屋の模様替えを行う前に、机やベッド、棚の位置を決めたい。
現在、SketchUp は Google から別の会社に買収されたようだ。
SketchUp – Wikipedia によると、
元々、SketchUpは米@Last Softwareが開発と販売を行なっていたが、Googleが同社を2006年3月に買収して全ての権利を引き継いだ[2]。2012年5月に現在のTrimbleに買収されている。
2013年5月21日、Trimbleは買収後の初のバージョンとなる商用版SketchUp pro 2013および無償版の後継バージョンSketchup Make 2013を新ドメイン”sketchup.com”上で提供を開始した。
そこで、SketchUp > SketchUp Make > Download より、`Personal Projects’ を選択し、Download SketchUp Make ボタンを押し、ダウンロードした。
2. 平面図のテンプレートを選択
最初に、平面図のテンプレートを選択する。
- メニューより、ウィンドウ > 環境設定 > テンプレート
において「平面図 - メートル」を選択した。
3. 正確な長さを入力する
部屋や家具の正確な大きさを入力するには、
- 描画ツールを選択する。(ここでは「長方形」)
- 描画領域をクリックする。
- 数値を入力する。(単位を付けると、テンプレートで設定した単位とは異なる大きさを入力できる)
4. 部屋に配置する前に家具を「グループ」または「コンポーネント」を作成する
a. グループを作成
描いた図形を「グループ化」しないと、図形が接したときに張り付いてしまう。
- cf. Creating a group
例えば、部屋の中に「家具」を配置するために、長方形のツールで家具の「縦横」の長さを描いた。その後、図形を部屋の中に移動させた。このとき、「壁」と「家具」を接した状態にすると、図形同士がくっついてしまう。
家具を移動させると、それにつられて壁も移動する。
これを回避するには、各々の家具を一つでも「グループ化」する必要がある。
- 選択ツールで、家具を囲む。
- 家具を右クリック > グループ化を選択。
追記(2014/03/09):SketchUp Make v14 では、図形を右クリックをしても、「グループを作成」が表示されなくなった。代わりに、図形を選択した後、
- メニューより、編集 > グループを作成
を選択する。
b. グループ化した図形を変更
追記(2014/03/09):グループ化した図形の大きさを変更するには、
- 図形を選択する
- 右クリック > グループを編集
- 「移動」ツールで特定の辺を選択し、辺を移動する。
正確な長さを設定するには、移動中に「数字」を入力すれば良い。
c. コンポーネントを作成
追記(2014/03/09): コンポーネントを作成することにより、独立した図形を作成できる。部屋の模様替えで家具を描くには、コンポーネントの方が向いている。
コンポーネントは図形に名前を付け識別できる。また、コンポーネントをコピーした場合、一つのコンポーネントを変更すると、コピーされた全てのコンポーネントが自動的に変更される。
コンポーネントを作成するには、
- 選択ツールで、家具を囲む。
- メニューより、編集 > コンポーネントを作成 を選択する。または `G’ キーを押す。
コンポーネントを編集するには、上記のグループ化した図形を変更した方法と同様。
5. 平面図の視点に戻す
もし、オービッドツールで 3D 表示をした後、元の 2D に戻したい場合は、
- メニューより、カメラ > 標準ビュー > 平面
を選ぶ。それに加えて、
- カメラ > 平行投影
にチェックを入れる。
6. 覚えておくべきショートカットキー
各ツールのショートカットキーは、メニューを開くと確認できる。
例えば、長方形のツールなら、「描画 > 長方形」の横に `R’ と記されている。これは、キーボードの R のキーを押すと、長方形のツールを選択できることを表している。
- 選択: Space
- 描画
- 消しゴム: Erase
- 線: Line
- 長方形: Rectagle
-
- ツール
- 移動: Move
- 回転: Q
- 拡大・縮小: Scale
- 巻き尺: Tape measure
-
- カメラ
- 視点の移動(パン): 手の形のアイコン(Hand)
-
ショートカットキーをカスタマイズするには、
- メニューより、ウィンドウ > 環境設定 > ショートカット
で行う。
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